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<span itemprop="headline">「不毛地帯」のテレビ・ドラマ化(今秋放送)!</span>


山崎豊子原作のベストセラー小説「不毛地帯」が、フジテレビ開局50周年記念連続ドラマとして
10月から半年間(木曜午後10時)にわたり放送される。主演は、唐沢寿明(45)。

共演は女優和久井映見(38)、小雪(32)、天海祐希(41)、柳葉敏郎(48)、佐々木蔵之介(41)、竹野内豊(38)、橋爪功(67)、中村敦夫(69)、伊東四朗(71)、段田安則(52)など。豪華な顔ぶれが話題を集めそうだ。

唐沢は、山崎豊子の「白い巨塔」を6年前に演じている。




不毛地帯」では、主人公・壹岐正は太平洋戦争中、大本営参謀のエリート軍人だったが、
終戦後11年間のシベリア抑留という過酷な体験を経て、総合商社に入社、ビジネスの世界で
激動の戦後を生き抜いていく。2007年に死去した故瀬島龍三さんが主人公のモデルとされる。

同局は「この作品は単なる戦後史を描いたものではなく、壹岐正という1人の男の生きざまを通じ、
葛藤(かっとう)、純愛、悲恋、嫉妬(しっと)、確執など、まさに“人間”そのものを描いた
普遍的作品」と説明する。

映画「不毛地帯」(1976)の公開時は、折しも、日本は「ロッキード事件」の渦中。

不毛地帯」の内容は、まさにロッキード事件(映画では ”ラッキード”)を
描いていたが、高度成長期の日本の総合商社を舞台に、実弾(現金)入り乱れての
策謀、陰謀を描き出していた。

日本映画では、黒澤作品を別にすれば、お気に入り日本映画3本のうちの1本
(他は「白い巨塔」「砂の器」)で、期待は高まります。10回は観ていますね。

映画版(1976年)は感動作品で、テレビがどこまで迫れるか。

映画版のキャスト:(こちらは豪華だった!)

山形勲 (大門近畿商事社長)
神山繁 (里井専務)
仲谷昇 (与謝野外国部長)
高城淳一 (松本航空機部長)
滝田裕介 (山本繊維部課長)
山口崇 (兵頭繊維部員)
石浜朗 (柳社長秘書)
日下武史 (小出航空機部員)
山本圭 (塙ロスアンゼルス駐在員)
北大路欣也 (海部ニューヨーク駐在員)
仲代達矢壱岐正)
田宮二郎 (鮫島東京商事航空機部長)
高杉哲平 (総理大臣)
神田隆 (佐橋大蔵大臣)
杉田俊也 (三島幹事長)
大滝秀治 (久松経企庁長官)
内田朝雄 (山城防衛庁長官
小沢栄太郎貝塚官房長)
小松方正 (芦田二佐)
加藤嘉 (原田空幕長)
丹波哲郎 (川又空将補)
アンドリュー・ヒューズ (ラッキード社ブラウン社長)
ビル・ブーン (ラッキード社・社員)
ジャック・ケリー (グラント社コナーズ社長)
井川比佐志 (毎朝新聞田原記者)
長沢藤夫 (毎朝新聞・資料室主任)
永井智雄 (毎朝新聞・政治部長
高橋悦史 (警視庁捜査二課長)
八千草薫壱岐佳子)
秋吉久美子壱岐直子)
藤村志保 (川又久代)