TV「華麗なる一族」にちなんで ”華麗”パンが、売られていましたが、
番組終了で、その運命やいかに・・・(笑)。売り出したのは、原作者と同じ
名前を持つ「ヤマザキ」。別に、味は華麗でもなく、普通のカレーパンでした!(爆)。
これを便乗商法といいます(笑)。ヤマザキの ”豊子”パンがあってもよかったのでは。
山崎豊子原作のテレビ化は、これまで数回繰り返されて放送された「白い巨塔」を
筆頭に、「女系家族」「大地の子」などがあった。
あとは、あれしかない!
「不毛地帯」(映画化は1976年)。
戦後最大の事件といわれた「ロッキード事件」の証人喚問と歩調を合わせるように
映画が公開され、大ヒット。映画では、ラッキード社、グラマン社といった実際の
航空会社をもじった名前が使われ、元総理大臣などのそっくりさんも登場するなど、
興味を引く内容となっていた。
とりわけ、主役の壱岐(いき)正を演じた仲代達矢が、シベリヤ抑留を経て、商社の戦争に
巻き込まれていく姿を通して、目的のためには手段を選ばない商社、同じく私利私欲に走る政治家
たちの姿をダイナミックに描いていた。
今の時代には(米ソの対立構造が崩壊したことで)少し古いかも知れないが、俳優陣の
豪華さで見せた、あの「不毛地帯」のテレビ化には興味があります。