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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「ゲーム」(原題:The Game, 1997)を見る(再見)。

「セブン」ファイト・クラブ」などの鬼才、デヴィッド・フィンチャー監督の1998年に公開されたのが「ゲーム」(原題:The Game, 1997)。ラストにあっと驚くどんでん返しがあるということで知られる映画で、途中の伏線も効果的だ。

出演は「ウォール街」のマイケル・ダグラス、「デッドマン・ウォーキング」のショーン・ペンデボラ・カーラ・アンガー(「クラッシュ」)、「ベビイ・ドール」のキャロル・ベイカなど。

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大会社の経営者のニコラス・オートン(マイケル・ダグラス)は、48歳の誕生日に弟のコンラッド・オートン(ショーン・ペン)からお祝いに「CRS(Consumer Recreation Services)」という会社が提供する謎の「ゲーム」に参加できるというカードをプレゼントされる。

最初は無視するつもりだったニコラスだったが、「人生を変える体験」という評判を耳にして参加することにした。やがて、奇妙な出来事がニコラスの周りで次々に起こり始め、ついには生命の危機にさらされることになるのだが…。

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ラストですべてがひっくりかえる映画(どんでん返し映画)の企画で登場していた1本、内容は忘れていたが、テレビの洋画劇場で見た記憶があったが、Netflixの配信が始まったので見てみた。

弟が兄のために準備手配した「誕生日プレゼント」の内容の映画。かなり凝った、大掛かりな誕生日プレゼントで、どこまでが真実で、どこまでが作り話かの境界線がわからないほど。

仕事一筋の兄の将来を思って企画した弟のプレゼントで、兄は人生を見直すことになって、めでたしめでたし、というラストはしゃれたエンディングだった。

銃撃戦あり、車の海への突っ込みあり、ビルからの飛び降り自殺などの壮絶なアクションもあるのだが、「えっ?これらもすべて想定内?」という驚き。

ラストは驚きの連続で、この映画が一部でカルト的な人気になっているのも納得。

ゲームを企画した会社「CRS」から弟コンラッドにゲームの請求書が渡される。兄ニコラスが、「半分払おうか」というと「助かる」という弟。しかし、兄が請求書の金額を見て「こんなに高いの?」という顔をする。一体いくらだったのか、知りたいものだ(笑)。

関わった人間は数百人一流ホテルの吹き抜けのガラスは壊すわ、車は台無しにするわ…で。

【主な登場人物】

■ニコラス・ヴァン・オートン(マイケル・ダグラス

父親の莫大な遺産と会社を引き継いだ投資銀行社長。妻と離婚し、サンフランシスコにある大きな屋敷でひとり暮らしをしている。家政婦のイルサや仕事関係者以外に、ほとんど人付き合いはない。父親は48歳の時に飛び降り自殺?した。

コンラッド・ヴァン・オートン(ショーン・ペン

ニコラスの弟。通称コニー。優秀で現実的な兄とは正反対の性格をしており、人生を楽しむ主義。母親の死後、薬物依存になり、精神科に通っていた。寂しい人生を送っているニコライに、ある誕生日プレゼントを贈る。

■クリスティーン(デボラ・カーラ・アンガー

ゲームが始まってからニコライの前に姿を現した謎の女。

 

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