タイトルが映画「卒業」のテーマ曲の一つとかぶっていて紛らわしい。
原題は「何も話すな」「一言も話すな」だが、原作はアンドリュー・クラヴァンの小説「秘密の友人」。「秘密の友人」の方が、何かありそうでましな気がする。
これがどうして”サウンド・オブ・サイレンス”になるのか理解できない。
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映画は白昼堂々と宝石泥棒に入った数人のグループが、高価な宝石(ルビー?)を持ち出したあと、一人が宝石をあるところに隠し、それを問い詰められたが、答えなかったために地下鉄の線路に落とされ殺されてしまう。犯人たちは逮捕され、10年が経過。ここから物語は始まる。
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有能な精神科医ネイサンは、多重人格の少女エリザベスを診察した翌朝、彼の最愛の一人娘を誘拐される。冷徹な犯人たちは、「エリザベスが記憶している“ある番号を聞き出せ。タイムリミットは午後5時だ。さもなくば娘を殺す」という謎めいた要求を突きつける。
スキー旅行で足を骨折して動けない妻もまた、誘拐犯の監視下におかれ、ネイサンは警察への通報も不可能なまま、一人で戦うことになる。
骨折した妻アギーを始末するために一味の一人がやってきての格闘シーンは見応えがあった。
心を閉ざしたエリザベスは、必死のネイサンの要請にも答えず「絶対に教えない」と冷ややかに呟く。ネイサンは限られた時間の中で娘を無事救い出すことができるのか? そして、謎の番号に隠されたショッキングな秘密とは?といったストーリー。
タイトルの「サウンド・オブ・サイレンス」は娘が沈黙を守り通す謎を表したのか。
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主人公のネイサン・コンラッド(マイケル・ダグラス)はニューヨークで、足を骨折中の妻・アギー(ファムケ・ヤンセン)と娘のジェシーと暮らす精神科医で、ある日、10年間も閉鎖病棟に入れられていたエリザベス(ブリタニー・マーフィ)という患者を担当するように頼まれる。
さっそくエリザベスと対面するが、エリザベスはネイサンに心を開かず、何も話そうとしない。ネイサンがその場を去ろうとすると「狙いは奴らと同じ」とエリザベスが呟くのだ。
「絶対に教えない」と言い張るエリザベス
同じ頃、刑事のサンドラ(ジェニファー・エスポジート)は、女性が遺体で見つかった事件について捜査していた。
エリザベスを診察をした次の日、ネイサンの娘ジェシーが誘拐されてしまう。
「ルールに従わないと大変なことになる」と脅すコスター。
このコスターという男は、10年前に宝石を盗んだ強盗の一味で、ある男に裏切られて、宝石を奪われ刑務所に入っていた。その裏切った人物こそが、エリザベスの父親で、エリザベスは目の前で父親を殺された事によって、心に大きな傷を負ったのだった。だが、実際には精神を病んでいたわけではなく、コスター達から逃げるために精神病患者のフリをして、閉鎖病棟に入っていたのだ。
そのことに気付いたネイサンは、エリザベスに全てを打ち明け、エリザベスを連れて病院を抜け出した。
一方、サンドラ刑事は、殺された女性が10年前に逮捕された強盗団に関わる人物だと気付き、コスターに辿り着いていた。
エリザベスは、父が殺された駅のホームで、父親が殺されてコスターが捕まった時の事を思い出す。ネイサンはコスターに呼び出された宝石の隠し場所に向かう。
そのことに気付いたネイサンは、エリザベスに全てを打ち明け、エリザベスを連れて病院を抜け出した。
一方、サンドラ刑事は、殺された女性が10年前に逮捕された強盗団に関わる人物だと気付き、コスターに辿り着いていた。
エリザベスは、父が殺された駅のホームで、父親が殺されてコスターが捕まった時の事を思い出す。ネイサンはコスターに呼び出された宝石の隠し場所に向かう。
6桁の数字というは墓の番号で、それを聞き出したコスターは墓を掘り起こす。
コスターは、ついに宝石を手に入れるが、ネイサンを抹殺しようとし、2人は戦闘になるが、その場にサンドラ刑事が現れて、ネイサンはジェシーを無事に助け出す。
コスターは、ついに宝石を手に入れるが、ネイサンを抹殺しようとし、2人は戦闘になるが、その場にサンドラ刑事が現れて、ネイサンはジェシーを無事に助け出す。
ショーン・ビーンもよく見かける俳優。
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ニューヨークの街の雰囲気は出ているが、全体的にB級サスペンス・アクションといった印象。ファムケ・ヤンセンは「96時間」シリーズで、主人公リーアム・ニーソンの奥さん役の女優。ブリタニー・マーフィは「17歳のカルテ」「8 Mile」などで知られた女優だが、肺炎などにより、数年前に32歳の若さで亡くなった。
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