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ドキュメンタリー「知られざるマリリン・モンロー: 残されたテープ」(2022)を見る。

知られざるマリリン・モンロー: 残されたテープ」(原題:THE MYSTERY OF MARILYN MONROE: THE UNHEARD TAPES、2022)を見る。

マリリン・モンローと親交が深かった人物の未公開インタビューに基づき、いまだ謎に包まれたままの彼女の死の真相を検証するドキュメンタリー。Netflixで4月27日 (水) より独占配信スタート。

マリリンの死の「激震」ぶりを伝える新聞

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マリリン・モンロー(Marilyn Monroe、1926年6月1日 - 1962年8月5日)。マリリン・モンローが亡くなって、今年でちょうど60年。ハリウッドのシンボル、マリリン・モンロー。その悲劇的な死は長年にわたってさまざまな憶測や陰謀論を生み出し、彼女が本来持っていた輝かしい才能や機知に影を落としてきた。

この作品では、生前のマリリンをもっともよく知る人物らによる未公開の談話を通じ、マリリンの最後の数週間、数日、数時間の出来事をつなぎ合わせていく。そして、その華やかで複雑な人生に光をあてつつ、新たな視点から運命の夜に迫る。

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やはり、あの兄弟がマリリンの死に大きく関わっていたことは明白であったということがテープや家政婦、主治医など関係者の証言で明らかになった。様々なマリリンの肉声が聞かれた。

自身の死を予言するような言葉が聞かれた。

「真実が広まることはまれで、ほとんどが偽り。真実から始まらないと、始まりがわからない。(中略)いい思いもした。でも欠点もあるわ。私にはわかる。名声よ。一度は手にした。さよなら。」

受話器を手にしてベッドで亡くなっていたマリリンを発見したのは家政婦。自宅で亡くなったが、病院で亡くなったとする説は、打ち消される。救急車で、マリリンを病院に運ぶ途中で亡くなったので、自宅に引き返したのだった。

マリリンにとって、ケネディの存在は大きかったようだ。ケネディ大統領の弟ロバート・ケネディ(司法長官)は、マリリンにメロメロだったという。陰謀説などある中、FBIは、極秘任務として、ロバートをかばってスキャンダルになりそうな事件を隠ぺいしたというのが真相のようだ。

マリリンとケネディ大統領の中は公然だったが、ロバートに対しては、大統領に電話をして、弟(ロバート)を遠ざけてくれ」と頼んでいる。

マリリンの死亡の原因は睡眠薬の過剰摂取による自殺とされた。マリリンの死後、20年後の1982年にLA(ロサンゼルス)の地方検事長は再調査の結果、変化はないとして「自殺か事故」と当時と同じ判断をした。

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マリリンの生い立ちも複雑で、幼いころから孤児院を転々とした。映画女優になるのが夢だったといい、映画館で映画を見て女優を夢見ていたようだ。映画女優を目指す若い女優の卵たちのリストを記した「黒い手帳」なるものがあり、マリリンの名もあった。プロデューサーなどは、目をつけた女優と関係を結んでいたという。当時からの恒常的な悪習が、いまでは、セクハラで大きな問題に発展している。

映画に出演するとマリリンはたちまち新人賞を受賞するなど、大きく注目されるようになった。マスコミもこぞって、マリリンを大きく報じた。

ビリー・ワイルダー監督の「七年目の浮気」などは、地下鉄の通気口の上でスカートがひらめく現場には記者、カメラマンが大勢集まった。これには、当時のマリリンの夫(ジョー・ディマジオ)は、苦々しく思っていた。

マリリンの家政婦、医者、そのほかの関係者の証言などのテープが紹介され、マリリンの真実に迫っていた。


わずか36年の生涯で、これほど世界中に大きな影響を与えた女優はいない

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