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映画「るろうに剣心/京都大火編」(2014)を見る。シリーズ第2作。

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るろうに剣心京都大火編」(2014)を見る。和月伸宏の人気コミックを佐藤健主演&大友啓史監督で実写映画化した「るろうに剣心」(2012)の続編で第2作。第38回日本アカデミー賞話題賞(作品部門)受賞。殺陣(たて)のアクションシーンがリアルで見どころ。

動乱の幕末で「最強」の伝説を残した男、緋村剣心(ひむら・けんしん)(佐藤健)。かつては“人斬り抜刀斎(ばっとうさい)”と恐れられたが、新時代を迎えて、神谷薫(武井咲)ら大切な仲間たちと穏やかな日々を送っていた。そんな時、剣心は新政府から、剣心の後継者として“影の人斬り役”を務めた志々雄真実(藤原竜也)を討つよう頼まれるが・・・。

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新撰組三番隊組長の警官・斎藤一江口洋介)は迷路のような道が続く廃坑道へ調査に踏み込む。そこで次々と仲間の警官達が姿を消していく。斎藤が物音を追うと、道の奥で顔を包帯で巻いた男、志々雄真実藤原竜也)と出あう。

志々雄の命令で吊された警官達が炎の海へ落とされるのを見た斎藤は志々雄に迫ろうとするが行く手を阻まれ、志々雄は道を塞ぎそのまま姿を消していく。

かつて人斬り抜刀斎と恐れられた暗殺者だったが、現在は緋村剣心と名を変え平和な日々を送っていた剣心(佐藤健)は戦争の後、人を殺すことのできない逆刃刀を持ち「不殺」を自身に誓っていた。暫く流浪の旅を続けていた剣心だったが、東京に立ち寄った際に出会った神谷薫(武井咲)の営む神谷道場に現在は居候をしていた。

そんな時、剣心(佐藤健)たちは明治政府内務卿で剣心と旧知の間柄でもある大久保利通宮沢和史)に呼びだされた。大久保は、志々雄が京都で再び暗躍していることを告げる。

志々雄は剣心と比類する剣術を持つ「影の人斬り」であったが、剣心が刀を置いた鳥羽・伏見の戦い維新派が勝利した後、同士に裏切られ斬られた後、体を焼かれた。

志々雄は奇跡的に一命を取り留め、京都に身を潜めて明治政府への復讐と転覆を目論み兵を集めている。政府も数々の手を打ったが頼れるのはもはや剣心のみとなったのだった。

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剣心(佐藤健)のアクションなどが最大の見どころ。敵役の志々雄真実藤原竜也)は包帯を顔にぐるぐる巻きで、顔の原形をとどめないほどだが、藤原竜也の存在感は大きかった。

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    ↑この風貌、言われなければ誰だかわからない。

武井咲土屋太鳳などが、刀をもって戦うが、無傷でいられるのが不思議で、どう見ても無理がありそう。

出演者はほかに伊勢谷友介青木崇高蒼井優神木隆之介滝藤賢一小市慢太郎眞島秀和渡辺大田中泯窪田正孝、次回に登場すると思われる謎の男を演じる福山雅治など豪華キャストではある。

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主な登場人物:

緋村剣心佐藤健

かつて明治維新の頃に暗殺者として活躍し、その圧倒的実力から人斬り抜刀斎という通り名がつけられた伝説的な存在。自分の後輩分である志々雄真実の企みを止めるべく大久保利通に依頼され京都へと向かう。

■神谷薫(武井咲

現在剣心が居候している神谷道場の師範。勝ち気な性格であるが剣心の事を深く思っており、一人京都へと向かった剣心を左之助と共に追いかけた。

■四乃森青紫(伊勢谷友介

かつて御庭番の首領を務め、御庭番史上最強と言われた実力を持つ存在。散って行った仲間たちに「最強」の称号を手渡す為、剣心を追っている。

相楽左之助青木崇高

喧嘩屋を営む血の気の多い若者。剣心と共に数々の修羅場を乗り越えてきた。

■瀬田宗次郎(神木隆之介

志々雄真実の手下で、剣心の逆刃刀を折るなど圧倒的な実力を持つ青年。

■志々雄真実(藤原竜也

剣心の後に暗殺者として暗躍していた人物。しかし政府に裏切られ全身に火をかけられた事を恨み、今回新政府に対して復讐を果たそうとする。