何度も映画化もされている「そして、誰もいなくなった」が7月期ドラマとして登場。
主演が、近年は映画が中心だった演技派の藤原竜也。「カイジ」シリーズや「るろうに剣心」シリーズ、「藁の楯」などで熱演ぶりを見せている。共演には、黒木瞳、二階堂ふみ、ミムラ、玉山鉄二などベテラン、若手演技派までそろった。
第一話放送は、7月17日(日テレ、夜10時~)。
【あらすじ】
藤堂新一(藤原竜也)は、ネット上に拡散した画像などのデータを消去することができる画期的なソフト「ミス・イレイズ」を開発した優秀な研究者。結婚を決めた恋人・倉元早苗(二階堂ふみ)を母・万紀子(黒木瞳)に紹介し終えたばかりで、すべてが順風満帆だった――。そんなある日、会社から突然「お前は藤堂新一を名乗って潜り込んだ偽物ではないか?」とあらぬ疑いをかけられる。
会社では、国民一人一人に割り振られた13桁の”パーソナル・ナンバー”の登録が義務付けられており、そのナンバーの持ち主が数日前婦女暴行事件で逮捕された同姓同名の男・藤堂新一という全く赤の他人のものだと告げられ、新一は身元不明の存在として自宅謹慎を命じられてしまう。
この不可解な事件の手がかりを探すため、大学時代を過ごした場所であり、ニセ「新一」が拘束されているという新潟へ向かった新一は、友人の長崎はるか(ミムラ)、斉藤博史(今野浩喜)らの協力で、自分がパーソナル・ナンバーを乗っ取られる「なりすまし」の被害にあっているのだと知る。
そして新一は自ら開発した「ミス・イレイズ」でニセの「新一」の本名とデータを、ネット上で探し当てることに成功するが・・・。
予告編
映画化は、その戯曲ベースがほとんど。
■And Then There Were None (「そして誰もいなくなった」、アメリカ、1945年)
サスペンスというよりコメディを重視しており、のちのパロディ映画「名探偵登場」もこの作品の演出を基にしている。
■Ten Little Indians (「姿なき殺人者」、イギリス、1965年)
雪山の頂上の館が舞台になり、ロープウェーが停止し孤立という設定。
■Ten Little Indians (「そして誰もいなくなった」、1974年)
舞台が砂漠の中のホテルに変更されている。
■Десять негритят (「10人の小さな黒人」、ソ連、1987年)
舞台がアフリカの大草原の中に変更されている。キャンプ場までのロープウェーのロープが切断され孤立。
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