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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">「カエルの王女さま」(第3話)</span>


カエルの王女さま」第3話 (終わらない歌)
 
カエルの王女さま」も第3話目。
1週間が早い!
 

ハイテンションの天海祐希のド迫力の、オーバーアクション気味の演技が
続く。 
 
整った美形のルックスも、ある時は、顔を皺くちゃにして、エネルギー爆発の、なりふり構わぬ表情を見せたり、その落差に、女優魂を感じる。
 
シャンゾンズのママさんグループも、しごかれながら、それなりにまとまって来たが、澪(天海祐希)から見たら、学芸会レベルにしか映らない。パンチの利いた男のパフォーマーでもいれば・・・と澪は思う。「男がほしい!男がほしい!」となるわけだ(笑)。
 
忠子(石田ゆり子)も、澪の独断専行に辟易しながらも、自分の力不足を感じてか、徐々に澪に従っていく。「私がリーダー」と主張するも、「実際に現場を取り仕切るのは私」という澪には、反論できない。
 
桜まつりにおけるシャンソンズの復活劇が地元の新聞に掲載された。
それは小さな記事だったが、大喜びするシャンソンズのメンバーたち。
 
それを受けて、澪(天海祐希)は、さらに派手で斬新なパフォーマンスを披露する、と香奈絵(久野綾希子)に約束する。当初は澪の方針に反対だったリーダーの忠子(石田ゆり子)も、シャンソンズの運営方針や練習計画を任せてもらえるならば、という条件付きで、ショークワイアをやることに同意した。


一歩前に踏み出す勇気を得たまひる大島優子)は、地元だけでなく、東京の会社の採用試験も受けてみようと決意する。澪のもとを訪れたまひるは、そのことを伝えると、コーチがブロードウェイの舞台に出ていたときのパンフや写真を見せてほしい、と頼んだ。それを見せてもらえたらもっと頑張れる気がする、というのだ。
困惑した澪は、過去は振り返らない主義だ、といって拒んだ・・・。

そんな折、シャンソンズにテレビ出演のチャンスが巡ってくる。新聞記事を見た地元のテレビ局から取材の依頼が舞い込んだのだ。このチャンスは自分のステップアップにも役立つと考えた澪は、感情を爆発させたパワフルなショーを見せるために、ロックナンバーにチャレンジするとメンバーに宣言する。


同じころ、一希(玉山鉄二)や忍(千葉雄大)が働く工場は、倒産の危機に追い込まれていた。市役所から、助成金を打ち切るという通達があったのだ。これも、安見市との合併に不要なものは切る、という由芽市市長・清忠(岸部一徳)の指示によるものだった。          ”玉鉄”がいつ歌にからむのか→

ロックをやるにあたって男性の声が必要だと考えた澪は、かつて名前が知られていたという一希の過去を調べはじめる。彼のバンドは、地元で圧倒的な人気を得て東京に進出したものの、オーディション番組への出演を最後に突然解散していた。ネットで一希のバンドの過激なライブパフォーマンスを見た澪は、彼に興味を抱き、就活で東京に行くことになっていたまひるに調査を命じるが・・・。
 
市長の清忠(岸部一徳は、自分の娘、忠子(石田ゆり子)が、音楽を続けるといえば、「頑固なのは分かっている」が、と娘婿の哲郎(小泉光太郎)に言い聞かせ、なんとかシャンソンズをつぶしにかかるよう命令するのだが・・・。哲郎も、義理父の命令にそむけない立場の弱さや、同僚女子から、告白されたりと、たじたじの日常を送り頼りなさそうな公務員を小泉光太郎が、演じる。
 
一希(玉山鉄二)は、澪から、「自分から、過去からも逃げている」と言われ、図星だったため複雑な心境。
 
今後、このコーラスグループにかかわってくると思うが、ストーリーがやや生彩を欠いてきたように感じる。市長と澪の直接の対決など見どころはいつになるのか、次回以降に期待したい。
 
 
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