fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

★元ネタを知らないと「パロデイ」も続編も面白さが半減。

先日のこと、お笑い番組佐藤浩市のモノマネ芸人がナイフをなめるようなしぐさで登場していたのを見た妻が「なんで佐藤浩市がナイフをなめているのか」と独り言をつぶやいた。

f:id:fpd:20201206095219j:plain

反射的に、映画の「ザ・マジック・アワーで・・・」とfpdが言ったが「映画で…」といった瞬間に「その先はいい」と、こと映画に関しては日光東照宮のサル状態になる(笑)。

f:id:fpd:20201206094611j:plain

という前置きはいいとして例えばシドニー・ポワチエ主演の「夜の大捜査線」(原題:In the Heat of the Night「夜の熱気の中で」、1967)。その後、主人公の黒人刑事ヴァージル・ティッブスのキャラクターのみを活かした「続・夜の大捜査線」(原題:They Call Me Mr. Tibbs!、1970)「夜の大捜査線 霧のストレンジャー」(原題:The Organization ,1972 )が作られた。

映画館デビューが1969年だったので、劇場で見た順番は「続・夜の大捜査線」が先で、その後「新・夜の大捜査線・霧のストレンジャー」「夜の大捜査線」(リバイバル)の順だった。というわけで、「続」編のタイトルが「”ミスター”Tibbsと呼ばれている」のも理解していなかった(!=びっくり強調マークもついている)。

www.youtube.com

■「映画の中のセリフがタイトルになっている映画」(2011年5月の記事)

fpd.hatenablog.com

そのほかにも、「おかしなおかしな大追跡」(原題:What's Up, Doc?=どうしたの先生:バーブラ・ストライサンドのセリフ)。

f:id:fpd:20201206095337j:plain

「ボギー!俺も男だ」(原題:Play It again, Sam,1971:「カサブランカ」のイングリッド・バーグマンの「サム、もう一度あの曲を弾いて」というセリフ)。

f:id:fpd:20201206095757j:plain

ほかにも、いろいろある