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★話題沸騰ドラマ「半沢直樹」第7話。名わき役女優・西田尚美が圧巻。

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話題のドラマ「半沢直樹」(TBS系/毎週日曜21時)の第7話では、開発投資銀行の次長・谷川を演じた西田尚美(にしだ・なおみ、写真)が、白井大臣を演じる江口のり子とともに大いに注目された。

何しろ、周囲からは元英国首相のサッチャーになぞらえたのか”鉄の女”と呼ばれる谷川(西田尚美)。その谷川は、半沢に敵対すると思われていたが、実は、開発投資銀行は、政府関係者のOBが上層部にいて、政府のいいなりという体質に反発を抱いていたのだ。

その谷川が“ある決断”を下したシーンは見ごたえがあった。

債権放棄への回答期限である「タスクフォース合同報告会」に集められた半沢や他の銀行の行員たち。各銀行は“主力・準主力銀行の決定に従う”と回答していく。

準主力銀行である東京中央銀行の半沢は「債権放棄を…拒絶します!」と宣言。続いて報告会に遅れてやってきた谷川は、毅然とした態度で「タスクフォースによる債権放棄の要請に対して、見送りの決断をいたしました」と返答するから、会場は騒然となる。

 

東京中央銀行の中野渡頭取(北大路欣也)は、メインバンクである開発投資銀行が債権放棄に反対しない限り、東京中央銀行は500億円の債権を放棄すると決断していた。逆に言えば、開発投資銀行が債権放棄に反対すれば、東京中央銀行も放棄しないという約束を半沢は自行内で取り付けていた。

半沢は“鉄の女”谷川と対面し、債権放棄に反対するべきと説得。谷川は「債権放棄なんか拒否するべきなのよ!」と半沢の意見を理解しつつも「上にいる一部の役員たちがそれを許さない」と漏らしていたのだが・・・。

一方、白井国交大臣は、まさかの政府系銀行が「反旗」を翻すとは微塵も考えていなかったので悔しさをにじませた。しかし、実は、開発投資銀行の民営化が採択されたところであり、国交大臣もそれに賛成していたのだった。

f:id:fpd:20200901174033j:plain 次回、反撃なるか、白井大臣。

幹事長を演じる柄本明は、白井国交大臣を一喝するが「お飾り」でもいいから残っていろというのだった。

第7話は、名わき役女優として数々のドラマ、映画に出演している西田尚美の一人勝ちといった印象だった。

■次回の第8話放送は9月6日の予定だったが、コロナの影響で撮影に支障があり、1週間延期され9月13日に放送されることになった。代わりに「半沢直樹」出演者によるトーク生番組が放送される模様。

news.yahoo.co.jp