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映画「抱きたいカンケイ」(2011)を見る。ナタリー・ポートマン初のロマ・コメ。

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抱きたいカンケイ」(原題:No Strings Attached、2011)を見た。今や人気・実力ともにトップクラスの女優であるナタリー・ポートマンにとっての初のラブコメ。共演はアシュトン・カッチャー。原題は「無条件」という意味で、男女間では「(相手との関係に責任なしという)カジュアルな関係、カラダだけの関係」のようだ。

ナタリー・ポートマンは基本的に知的で清純派路線の映画が多く、「スター・ウォーズ」では「ナタリー=賢く強い」というイメージが定着。「抱きたいカンケイ」では、恋愛ができない体質で、相手ともセックスだけのカンケイを望む役を演じている。

ナタリー・ポートマンイスラエル出身。イスラエルアメリカの2つの国籍を持つ。リュック・ベッソン監督の「レオン」(1994)で2,000人以上の候補者からマチルダ役に選ばれて、13歳で映画デビュー。

スター・ウォーズ ファントムメナス」から始まる新三部作のヒロイン。「ブラック・スワン」でアカデミー賞主演女優賞受賞。「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」でもアカデミー賞にノミネート。あるときは「ストリッパー」を演じたり(「クローサー」2004)「スキンヘッド」にしたり(「Vフォー・ヴェンデッタ」2005)「邪悪な黒鳥」を演じたり(「ブラック・スワン」2010)ケネディ大統領の妻を演じたり(「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」2016)と意欲的に取り組む。ハーバード大出身の才媛で、正統派美人。

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さて「抱きたいカンケイ」。週80時間も働いている医師のエマ(ナタリー・ポートマン)。ある日、その場の勢いで男友達のアダム(アシュトン・カッチャー)と一線を越えてしまう。その気になったアダムに対してエマは抱きたいときにだけ呼び出すようにするのだが…。

アシュトンの親に会うとき、ナタリーは迷うことなく、自身のことを「セックスフレンドです」と言い切ってしまうのが面白い。「カンケイ」については、自分から言いだしたセフレ関係の提案・約束というモノがあって「~べからず」の類がいくつかある。それを破ったら「カンケイ」は解消というのだ。面倒くさいリケジョといった役柄か。割り切った関係が本気になって、というよくあるパターンの気楽に見られる映画。しかし、このタイトルだけは何とかならなかったものか(笑)。