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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「シンディにおまかせ」(2009、劇場未公開)</span>


 

シンディにおまかせ」(原題:Extract, 2009)は、劇場未公開ということだが、見れば納得。B級映画の典型ともいえる、お気楽・オバカ・コメディ。
 
シンディを演じるのは、見たことがあると思ったら、このあと「ブラック・スワン」(2010)で、主演のナタリー・ポートマンのライバルを演じたミラ・クニス
 
このちょっと日焼けしたような、健康的なミラ・クニスがキュートな女詐欺師を演じている。
 
原題のEtractというのは香料のこと。お菓子用香料の工場を経営している冴えない中年男・ジョエル(ジェイソン・ベイトマン)は、家庭では、妻・スージークリスティンウィグとはセックスレス、職場ではやる気のない従業員ばかりで、悩みが多い。
 
そんなある日、工場に魅力的なシンディ(ミラ・クニス)という女性がアルバイトとして入ってくる。シンディが、アルバイトしてこの会社に入ってきたわけとは・・・。
シンディは、実はとんでもない女詐欺師だった!
 

 
監督・脚本は、人気アニメ「ビーバス・アンド・バットヘッド」のクリエイターとして知られるマイク・ジャッジ
 
・・・

ジョエル(J・ベイトマン)は、友人からシンディに気があり、浮気したいなら、妻にも浮気させれば、自分を正当化できるなどとそそのかすのだ。
 
家のプール掃除に若者・ブラッドを送りこみ、妻・スージーを誘惑するように仕組むのだ。このブラッドは、”ジゴロ”というが、頭が少々足りないがルックスはイケメンのほうで、お金をもらって人妻と関係を持てるというのでノリノリ。
 

ジョエルの奥さん・スージーは魅力的で、家でパソコンを使っての仕事で、終日家にいる。
ブラッドと関係を持ってしまい、ブラッドが本気になってしまったから、騒動となる。
 
ジョエルは、自分のしたことを後悔する。
ブラッドから話を聞くと、いてもたってもいられなくなり、別れろというのだが・・・。一日だけ、プール掃除を頼んだのに、翌日も、通っていたのだ。
 
ジョエルの妻・スージーと、なんと”15回”も関係を持ったという。お金はいい、というブラッド。そういう問題じゃない(笑)。
 
そのスージーでさえ、ブラッドの馬鹿さ加減にうんざりし「もう来ないで」ときっぱり言うのだが・・・。「何てアホな奴なんだろう」とつぶやくスージー
 
シンディは、正体が詐欺師と見破られても、ケロッとしたもので、うまく他人をだまし、スポーツカーも手に入れて、国境を超えてしまうのだった。
 
おしゃべりな隣人役が面白い。
相手の忙しさなどはお構いなしに、しつこく話しかけてくる。
最後には、かわいそうな終わり方だったが・・・。

 
バーテン役にベン・アフレックが出演している。
ジョエルの片腕となるベテラン従業員ブライアンには、J・K・シモンズ(写真:スティーブ・ジョブズ」など)が扮している。J・K・シモンズは、脇役としてよく見かける顔だ。
 
シンディなどのルックス、可愛さなど人の見かけにだまされるな・・・という映画だった。Gyaoで配信中。
 
★ (これ以上の★は不可能)
 
 
 
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