アメリカのドラマシリーズ「ハウス・オブ・カード 野望の階段」(原題:House of Cards)の「シーズン1、全13話」(2013)の第1~13話まで数日かけて全話を見た。このドラマは、政治と社会派のサスペンスドラマで、監督がデヴィッド・フィンチャー(「セブン」「ファイトクラブ」「ゴーン・ガール」)で、主演と製作総指揮がケヴィン・スペーシー。アメリカでは、Netflixが初めて配信したドラマであり、ドラマシリーズとして史上初めてプライムタイム・エミー賞を受賞。
カメラ目線
ケヴィン・スペーシーが野心満々の策略家で、カメラに向かって、時々本心を語るように進行する。スペーシーの妻役のロビン・ライトはこのドラマで、第71回「ゴールデングローブ賞」(テレビ部門)女優賞(ドラマ部門)を受賞。
「オデッセイ」「アイアンマン2」などのケイト・マーラが、野心家で、特ダネのためには男性への色仕掛けも辞さない新人記者を演じている。ほかに、スペーシーの腹心にマイケル・ケリー(「チェンジリング」「噂のモーガン夫妻」「シークレット・アイズ」)など。このマイケル・ケリー、どことなく”あるよ!”俳優の田中要次に似ている(笑)。
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シーズン1概要:
主人公フランク・アンダーウッド(ケヴィン・スペーシー)はホワイトハウス入りを目指す下院議員。大統領候補ウォーカーを応援し、彼が当選したあかつきには国務長官のポストをもらう約束をしていた。しかし、大統領に当選したウォーカーはフランクを裏切り、別の人物を候補とする。耐えがたい屈辱を味わったフランクは、NPO法人「クリーン・ウォーター」の代表を務めるキャリア・ウーマンである妻クレア(ロビン・ライト)とともに権謀術数を駆使してホワイトハウス入りを目指す。
フランクは新人女性記者のゾーイ・バーンズ(ケイト・マーラ)と関係を持ち、偽の情報を流して国務長官候補を陥れる。州知事の副大統領就任に伴う州知事選挙に、貸しのある議員ピーター・ルッソ(コリン・ストール)を出馬させる。だが操れなくなると腹心のダグラス・スタンパー(マイケル・ケリー)にコールガールのレイチェルを使ってルッソを陥れさせ、殺す。副大統領を再び州知事選に出馬させ、自分が副大統領となる。
ゾーイ
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重厚なドラマで面白く見ごたえがあり、ハマりそうだ(笑)。すでに「階段」を登り始めた・・・?
シーズン1も最後の方に来て、ドラマチックな動きが有りいよいよ大詰めへ・・・!
(シーズン1が13話で、その後、毎年シーズン2、3,3、5・・・と、永遠に続きそうな長い道?笑)。シーズン1の全話を見たが、アメリカの政治家の内幕を鋭く描いていて面白い。