市長と千葉真一
海外ではサニー千葉(Sonny Chiba)として知られる千葉真一。生まれは福岡県福岡市だが、4歳で千葉県に転居。名前が”千葉”で同じであることから、千葉市は今月19日、健康づくりを啓発する「千葉市健康大使」に俳優の千葉真一(80)を任命した。
君津市で育ち、現在も暮らす千葉真一は「俳優として頑張ってこられたのは健康との戦いがあったから。そういう話を伝えたい。元気な100歳が千葉からたくさん出るように健康大使を頑張りたい」と意気込んだ。
アクションスターとして映画やテレビで活躍、今年で芸能生活60周年を迎えた千葉真一。父親は大刀洗町の陸軍飛行戦隊の軍人、母親は熊本出身と正真正銘の九州男児。
1960年1月7日にテレビドラマ「新・七色仮面」の二代目、蘭光太郎としてデビュー。初代の「七色仮面」は、波島進。懐かしい!
デビューした時から千葉真一を見ているが、演技はともかく日体大の器械体操で鍛えたアクションと、暗闇から登場し、二挺拳銃を構えて、ムフフフフと不敵な笑い声とともに「正義の味方、七色仮面」というセリフがかっこよかった。
テレビでは「キイハンター」で、丹波哲郎とともに大人気に。共演した野際陽子と1973年に結婚。美男美女と言われた。その娘の真瀬樹里も女優。ハリウッドに拠点を移したい千葉真一と、日本にいたい野際陽子の間で意見が分かれ、1994年に離婚。
その後、千葉真一は1996年に28歳年下の一般女性(元舞妓さんの玉美さん)と結婚。この時、千葉真一は57歳で、還暦近かった。
そして、二人の間に生まれたのが、いまや人気の、長男で俳優の新田真剣佑(あらた まっけんゆう、本名:前田真剣佑)と、次男の眞栄田郷敦(ゴードン)だ。イケメンとして人気急上昇中だ。しかし、千葉真一は、2015年に離婚。報道によると、その後も千葉真一は女子大生とのデートを報じられている。80歳で女子大生と、って。若い頃からモテモテだったようだが、和製アラン・ドロンかい♪(笑)。
1970年にジャパンアクションクラブ (JAC、現・ジャパンアクションエンタープライズ) を設立。JACからは志穂美悦子、真田広之などを輩出した。
「新幹線大爆破」
映画では「仁義なき戦い 広島死闘篇」をはじめ、草刈正雄と共演した「復活の日」「戦国自衛隊」「里見八犬伝」「新幹線大爆破」「柳生一族の陰謀」「キル・ビル」など、映画の出演本数は150本以上。
「仁義なき戦い 広島死闘篇」で千葉真一が演じた大友勝利はシリーズ中でも1、2を争う人気キャラクターとなり、その演技を手本とする俳優も多く現れた。
(↑「新・七色仮面」オープニング=オリジナル)