昭和20年代初めに映画デビュー。
映画の他、テレビドラマや舞台でも活躍した。長女は元俳優の紀比呂子(テレビ「アテンションプリーズ」など)。
「犬神家の一族」(1976)では、犬神財閥の創始者・犬神佐兵衛の次女・竹子を演じていたのが印象に残る。同名のリメイク作品(2006年版)にも出演した。1940年代後半から1950年代の大映時代は、若尾文子、山本富士子などが登場するまでは大映の中心女優として社を支えた。
テレビでは、草創期の番組で、千葉真一のデビュー作品でもある「七色仮面」などにも出演。代表的なテレビドラマでは、昭和56年(1981年)に放送されたNHKの大河ドラマ「おんな太閤記」や平成10年(1998年)の大河ドラマ「徳川慶喜」などに出演した。
昭和の一桁生まれというと、80代も半ばに差し掛かり、だんだんと亡くなっていくのは世の中の理(ことわり)で仕方がないのかもしれない。
ご冥福をお祈りいたします。
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