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<span itemprop="headline">★「大映女優祭」が12月9日~「角川シネマ新宿」にて開催。</span>



今は懐かしい「大映(現KADOKAWA)の創立75周年を記念した特集上映「大映女優祭」が、12月9日から角川シネマ新宿にて開催される。
大映」が「KADOKAWA」になったんだっけ、と改めて思った(笑)。


 
大映は1942年に創立し、1971年に倒産するまでの約30年間の間、「羅生門」「雨月物語」「地獄門」「炎上」など、日本映画史に名を刻む傑作を数多く世に送り出してきた映画会社。
 
「おとなの大映祭」に続く特集上映第2弾の「大映女優祭」では、女優主演作品に特化し、内面の強さと外見の美しさを兼ね備えた女性の主人公の姿を描いた、4K復元版の「浮草」「雨月物語」といった全48作がラインナップされている。
  




「その女たちは凛として、逞しい―」というキャッチコピーが添えられたポスタービジュアル。

京マチ子若尾文子山本富士子藤村志保叶順子関根恵子高橋惠子)、渥美マリ野添ひとみら伝説の女優たちが夢の競演を果たし、色あせる事のない輝きを放っている。
 
モーリス・ラベル作曲のバレエ音楽ボレロ」が高らかに響く予告編では、艶のある演技を披露する女優たちが次々と映し出される。
 
愛する男と身を寄せ合い、情熱的な口づけを交わす一方で、女性キャラクターたちの瞳には、自らの力でその波乱の人生を生き抜いて行こうという強い信念がにじみ出ている。
 
大映女優祭」と都内名画座4館の連動企画も実施。

「昭和の銀幕に輝くヒロイン 南美川洋子」(10月22日~12月30日開催。全10作)を上映。この女優は知らなかった。

シネマヴェーラ大映女優祭―小西康陽シネマヴェーラ渋谷によるセレクション」(11月4日~12月1日開催。全32作)

「女優で観る<大映>文芸映画の世界」(11月25日~12月22日開催。全16作)
★16作品ラインアップ:
痴人の愛』 昭和24年 監督:木村恵吾 出演:京マチ子宇野重吉森雅之、三井弘次、菅井一郎  *デジタル上映
日本橋』 昭和31年 監督:市川崑 出演:淡島千景山本富士子若尾文子、品川隆二、柳永二郎
永すぎた春』 昭和32年 監督:田中重雄 出演:若尾文子川口浩川崎敬三船越英二、角梨枝子
四谷怪談』 昭和34年 監督:三隅研次 出演:長谷川一夫、中田康子、鶴見丈二、近藤美恵子、村田知栄子
総会屋錦城  勝負師とその娘』 昭和34年 監督:島耕二 出演:志村喬、叶順子、轟夕起子、山本礼三郎、川崎敬三
夢でありたい』  昭和37年 監督:富本壮吉 出演:山本富士子田宮二郎渡辺文雄江波杏子高峰三枝子
雁の寺』 昭和37年 監督:川島雄三 出演:若尾文子三島雅夫木村功、高見国一、中村鴈治郎
四十八歳の抵抗』 昭和31年 監督:吉村公三郎 出演:山村聰若尾文子雪村いづみ杉村春子川口浩
献身』 昭和36年  監督:田中重雄 出演:叶順子、川崎敬三宇津井健、中田康子、岸正子
ひき裂かれた盛装』 昭和42年 監督:田中徳三 出演:藤村志保、安田道代、成田三樹夫小沢栄太郎小松方正
稲妻』 昭和27年 監督:成瀬巳喜男 出演:高峰秀子香川京子浦辺粂子、三浦光子、村田知英子
霧の音』 昭和31年 監督:清水宏 出演:上原謙木暮実千代川崎敬三、藤田佳子、浪花千栄子  *デジタル上映
美貌に罪あり』 昭和34年 監督:増村保造 出演:山本富士子若尾文子野添ひとみ杉村春子勝新太郎
裁かれる越前守』 昭和37年 監督:田中徳三 出演:長谷川一夫勝新太郎中村玉緒月丘夢路丹阿弥谷津子

大映女優祭 in 新文芸坐 百花繚乱」(18年1月26日~2月9日開催。
全26作)を企画。
 
大映女優祭」の全48作と合わせると、132もの大映作品が上映される貴重な機会となり、抽選プレゼント付きのスタンプラリーなども予定。
 
12月9日から東京・角川シネマ新宿ほか順次公開。
なお、2018年春には「大映男優祭」を開催予定。



















     当日券は一般:1,600円,シニア:1,100円。



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