「ディア・ハンター」というと、あの”ロシアン・ルーレット”の息苦しい緊張感で苦しくなった記憶がある映画。あれから40年も経つのかと、驚かされる。
ロバート・デ・ニーロ主演、マイケル・チミノ監督による戦争ドラマ「ディア・ハンター」は、第51回アカデミー賞で作品賞など5部門に輝いた名作。中でも、精神を病んでいく青年を演じたクリストファー・ウォーケンはアカデミー賞助演男優賞を受賞した。
・・・
この映画で、前年に「ジュリア」(1977)で映画デビューしたばかりのメリル・ストリープも印象的だった。メリルは当時28歳くらいだったが堂々としていた。メリルはフレッド・ジンネマン監督の「ジュリア」で映画デビュー。その年、アントン・チェーホフ作の「桜の園」の舞台に立った。
「桜の園」におけるメリルの演技に目を止めたロバート・デ・ニーロは、「ディア・ハンター」のデ・ニーロの相手役としてストリープを推挙。1978年12月公開の同作品で第51回アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。その後、デ・ニーロとメリル・ストリープは「恋に落ちて」(1984)でも共演を果たしている。
「ディア・ハンター」は公開当時、劇場で見ているが、4Kデジタル修復版は、見てみたい。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加しています:ついでにクリック・ポン♪。