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<span itemprop="headline">「ハリウッド女優、40歳の壁」(メリル・ストリープ、語る)</span>


今朝のニュース番組で、先日来日したメリル・ストリープをインタビューした模様が放送されていたが、やはり「ハリウッド女優、40歳の壁」について話題になっていた。

ちょうど2年前に、メリル・ストリープが「徹子の部屋」に出演した記事も書いたが、同じことを言っていた。

ちなみに「ハリウッド女優、40歳の壁」で、Googleで検索したら、出てきた記事は、みなfpdの記事だった(笑)。

人間の習性というのはおかしなもので、忘れていても、だいたい毎年、同じようなことを書いたり行動したりしている(笑)。以前、サラリーマンの時に「5年手帳」というのを一度だけ使っていたが、だいたい同じ頃に同じことをしている。

それはともかく、以前も記事にしたが、ハリウッドでは「デブラ・ウインガーを探して」の法則は生きているようだ。「デブラ・ウィンガーを探してSearching for Debra
Winger)は、2002年製作のドキュメンタリー映画。女優のロザンナ・アークエットの初監督作品。

実に34人ものハリウッド女優たちが登場し、ロザンナと一対一で、またホームパーティーの場で、女優として、女として、母親としての自身の体験や悩みを語っていくという内容。主に40歳の壁がテーマとなっていた。
(9年前の記事はこちら:http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/35211974.html)

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メリル・ストリープによると、ハリウッド映画は、毎年300本作られるというが、その中で、女優のセリフは22%だという。女優は30代後半になると、だいたい「お払い箱」になるのだという。かつての有名女優、エリザベス・テイラーオードリー・ヘプバーンなどの代表作は、ほとんどが20代の作品だという。

近年の女優の例を出していたが、ジュリア・ロバーツニコール・キッドマン、キャメロンディアスなどの映画のオファー数は、40歳になったとたんに、3分の1に激減したことが数字で示されていた。


             「クレーマー、クレーマー」でダスティン・ホフマンと。

                    「プラダを着た悪魔」では鬼編集長。

             マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙サッチャー首相。

 
                       「マンマ・ミーア!」では歌って弾けた。

            ダウト〜あるカトリック学校で〜」では厳格な校長。

メリル・ストリープ自身ですら、悩んだ時期があるという。
クレイマー、クレイマー」(1979)でアカデミー賞助演女優賞を受賞したときは、30歳だった! その後も「ソフィーの選択」(1982)アカデミー主演女優賞を受賞。

さらに「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」(2011)で、アカデミー主演女優賞を受賞。アカデミー賞ノミネートの数では19回と記録を更新するメリス・ストリープは、例外と言えるかもしれない。ゴールデン・グローブ(GG)賞にいたっては29回もノミネート(18回受賞)されている。

メリル・ストリープは、演技だけでなく歌えるのも強みのようだ。
若い時からボイス・トレーニングを受けていたようで、「今宵、フィッツジェラルド劇場でミュージカル映画マンマ・ミーア!」最近の「イン・トゥー・ザ・ウッズ」などで歌っている。歌うときには、対応するために身体も鍛えるという。現在65歳だが、役柄によって、全く違った面を見せてくれ、女優ではナンバーワンの地位にあると言えるだろう。


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