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<span itemprop="headline">★ドラマ「小さな巨人」第1話、今夜9時。「女の勲章」(第2話)との闘い?</span>



4月期のドラマでは最も注目されているドラマ「小さな巨人」がきょう16日(日)夜9時から放送される。ついに主役登場…といった印象だ。
 
主演には映画「シン・ゴジラ」で主演だった長谷川博己のほか当代きっての演技派俳優・香川照之手塚とおる安田顕岡田将生のほか、「笑点」司会者の春風亭昇太(「下町ロケット」)、10数年ぶりのドラマ出演となる桂文などが出演する。



同じ時間帯で「女の勲章」の第2話が放送されバッティングするが、そちらは見逃し配信で後日見ることにして、きょうは「小さな巨人」を見る予定。何といっても香川照之など脇役の豪華な布陣が見どころ。
 
第1話
警視庁捜査一課強行班1係長の香坂(長谷川博己)は、今年三度目の捜査本部事件を解決する活躍をみせていた。その祝勝会と称して、前捜査一課長で今は所轄の署長をしている三笠(春風亭昇太)と料亭で会食していると、どこで聞きつけたのか現捜査一課長・小野田(香川照之)が現れる。


 
三笠と小野田は優秀な部下の香坂を評価しているという共通点はあるが、互いの捜査理論の違いから腹の底ではいがみあっている。
 
会食を終えた香坂は、料亭の前で中小企業の社長・中田隆一の飲酒運転を疑い取り調べた際、偶然、隆一の車を傷付けてしまう。すると翌朝、大手ニュースサイト・ゴーンバンクの見出しに“飲酒状態の刑事、車を破損”と記事が掲載されていた。
 
香坂は警察官による不正を調査する監察官・柳沢(手塚とおる)に呼び出され、宴席の直後に取り調べをしたのではないかと問いただされる。黙秘を続けるが、上司にあたる小野田が呼び出され、日本酒を飲んだことを打ち明けられ、警察の名誉を傷付けたとして所轄への異動を命じられてしまう。
 
香坂が所轄にやってくると、日本経済のトップに立つIT企業ゴーンバンク社の社長・中田和正(桂文枝)が誘拐される事件が発生する。誘拐犯は身代金を要求している。
 
捜査一課の時と同様に捜査をしようとする香坂であったが、これまで部下であった警視庁捜査一課長付運転担当・山田(岡田将生)に「所轄は後方支援。現場は本庁に任せてください」と釘を刺される。香坂のもとに残されたのは、問題だらけの所轄刑事のみ。彼は窮地を脱し、捜査一課に返り咲くことはできるのか!?



同じTBS出放送された「半沢直樹」や「下町ロケット」などの出演者が多い。

■警察・警視庁の構図あらまし。
日本全国にいる警察官の数は約30万人。その内4万人の警察官が「警視庁」勤務。警視庁(MPD=Metropolitan Police Department)という名の通り、国の立法府・行政機関・皇族・要人の警護など、日本の首都・東京を守る役目も担う「首都警察」でもあるからだ。

警視庁に勤務する警察官たちは、厳しい競争率を勝ち抜いて選ばれた精鋭たち。と言いながら、警視庁の警察官は、俗に言うノンキャリで東京都の地方公務員になる。

一方、キャリアと言われているのは警察庁で全国の警察を指揮監督する国家公務員のことで、年に15人ほどしか採用されていない超エリートだ。この超エリートに歯向かうノンキャリアは皆無と言われており、逆に、警視庁の内部にこそ“平等”という名の“えこひいき”が存在している。

東京では、1年間で約16万件の刑事事件が発生。その事件を都内にある102の所轄がそれぞれ担当。所轄だけでは手に負えない重大事件が発生した場合、中心となって担当するのが、警視庁が誇る精鋭集団であり、東京の治安を根底から支えている「捜査一課」だ。

警視庁4万人の現場警察官の頂点に立ち、捜査に関する全権力を掌握する最高の現場指揮官が「捜査一課長」。警視庁の中で、ノンキャリ最高峰のポジションが「捜査一課長」だ。

その地位にまで上り詰める方法は、人事。
警察とは絶対的な階級社会で人事がすべ。警察では一年を通して様々な階級の昇任試験が行われ、倍率何十倍もの競争に勝ち残ることで階級を上げ、地位を高めていく。

試験の成績が良いだけでは昇任できず、重要となるのが加点制度。上司から得られる日頃の勤務評価が加算されるため、上司から可愛がられなくては出世できない。

そのため、警察官同士での蹴落とし合いや足の引っ張り合いが起こる。
そんな組織の中でも警察官たちは“国民の命を守り、正義を守る”という、当たり前の使命を懸命に果たしたいと考えているが、事件は絶え間なく起こり、市民の命が危機に晒されている中でも、出世を望む一部の刑事たちの足の引っ張り合いや、責任の押し付け合いによって、彼らの捜査は妨害されてしまうのだ。

そんな現実の中で彼らは、いったい何を守ろうとしているのか。
正義を守るという当然のことが、これほどまでに難しいことなのか。警察官たちは、毎回その問いかけに直面し、怒りに叫び、目の前の事件と、出世や人事問題に対峙し、究極の選択を迫られることとなる。

その中で起きる人事を巡る警察官同士の対立や確執は、サラリーマン社会における人間模様と同様であり、警察官も血の通う個性を持った人間なのである――。

ドラマでは、謎解きを重視した本来の警察ドラマとは一線を画した、今までにはない“リアルな警察の姿”そして“人”を描く。以上、日曜劇場「小さな巨人」情報「はじめに」より一部抜粋。

第一話は「女の勲章」と同じ時間帯であり、視聴率は分散しそうだが、13%~15%が勝敗を決めるラインと言えそうだ。来週以降は、視聴率がアップしていき、安定して15%以上をキープするかどうか注目される。数年前の「半沢直樹」の20%とは比較できないにしてもどこまで迫れるか・・・。


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