OSCAR WATCHというサイトで、2017年のアカデミー賞作品賞の予想・下馬評をまとめている。それによると、作品賞の最有力は「ラ・ラ・ランド」と「ムーンライト」の一騎打ちといった予想だ。アカデミー賞のノミネート(候補)が発表されるのは1月24日で、アカデミー賞授賞式(発表)は2月26日。
■「ムーンライト」(Moonlight):
黒人監督バリー・ジェンキンス氏によるドラマ。製作費6億円の小規模映画だが、評論家に圧倒的な支持を得た。米国映画批評会議賞(ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞)では、監督賞を受賞。ゴッサム・インディペンデント映画賞で作品賞を受賞。
ミュージカル映画。 トロント国際映画祭で観客賞(ピープルズ・チョイス・アワード)を受賞。 ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが主演。 監督は「セッション」で大喝采を浴びた若干31歳(1985年生まれ)のデミアン・チャゼル。 「シカゴ」以来のミュージカルの作品賞獲得となるか、注目されている。
「サンダンス映画祭」で話題となり、あのAmazon(アマゾン・スタジオ)が配給権を獲得した注目映画。 主演は「ジェシー・ジェームズの暗殺」でアカデミー賞の助演男優賞にノミネートされたことがあるが、 これまで地味な役柄が多かったケイシー・アフレック。監督は「ギャング・オブ・ニューヨーク」などの脚本を手掛けたケネス・ロナーガン。 マット・デイモンがプロデューサーに名を連ねている。
■「フェンス」(Fences):
デンゼル・ワシントンが監督と主演。トニー賞を受賞した同名のブロドーウェイの演劇を映画化した。「ヘルプ」のビオラ・デイビスも出演。
■「20th センチュリーウィメン(20世紀の女性たち)」
音楽ビデオ(PV)の製作で知られるマイク・ミルズが監督のインデペンデント映画。アネット・ベニングが主演。アメリカでの公開は2016年12月25日。ベニングの演技が称賛されており、女優賞の行方も注目される。
■「メッセージ」(Arrival):
SF映画。「ボーダーライン」のドゥニ・ヴィルヌーヴ。 エイミー・アダ
ムス、ジェレミー・レナー主演。 ベネチア国際映画祭で監督賞にノミネートされた。
ムス、ジェレミー・レナー主演。 ベネチア国際映画祭で監督賞にノミネートされた。
■「ラヴィング 愛という名前のふたり」(Loving):
■「ジャッキー」(Jackie):
暗殺されたケネディ大統領の妻ジャッキー・ケネディーの伝記。ナタリー・ポートマン主演。監督は「NO(ノー)」などで知られるチリ人のパブロ・ラライン。 ベネチア国際映画祭で脚本賞を受賞。トロント国際映画祭で監督賞を受賞。
■「沈黙~サイレンス」(Silence):
原作は、遠藤周作の「沈黙」。マーティン・スコセッシ監督。 17世紀に日本を訪れたキリスト教宣教師の話。 主演は「ソーシャルネット
ワーク」「スパイダーマン」のアンドリュー・ガーフィールド。 日本からは、窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、小松菜奈、塚本晋也らも出演。
ワーク」「スパイダーマン」のアンドリュー・ガーフィールド。 日本からは、窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、小松菜奈、塚本晋也らも出演。
ニューヨークのハドソン川に墜落した旅客機を
救った機長の話。クリント・イーストウッド監督、トム・ハンクス主演。2016年9月の公開済み。
救った機長の話。クリント・イーストウッド監督、トム・ハンクス主演。2016年9月の公開済み。
幼少期に母親と別れ、25年後に再開を果たしたインド生まれのオーストラリア人の実話がベース。 本人が書いた本(ノンフィクション)である「25年目の『ただいま』 5歳で迷子になった僕と家族の物語」が原則。 監督は、日本ではほぼ無名のオーストラリア人ガース・デイビス。 主演は「スラムドッグ$ミリオネア」でも主役を演じたデーヴ・パテール。 ほかに、ルーニー・マーラ、デビッド・ウェナム、ニコール・キッドマンが出演。
【参考】Oscar Watch:http://eigaz.net/prediction/2017.php
今月末くらいになると、話題でにぎやかになるでしょう。
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