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<span itemprop="headline">訃報:米俳優・ロバート・ヴォーン(「ナポレオン・ソロ」)、死去。83歳。</span>


                    「0011ナポレオン・ソロ」で主役ソロを演じたロバート・ヴォーン

米俳優のロバート・ヴォーンが、11日、ニューヨークの病院で死去したと雑誌が伝えた。急性白血病で治療を受けていたという。83歳だった。


米ニューヨーク生まれ。
黒沢明監督の「七人の侍」を西部劇としてリメイクした米映画「荒野の七人」(1960年)に、 7人の一人として、ガンマン役で出演。

印象に残るのは何と言っても1960年代に放送されたテレビシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」。このドラマで主人公のソロを演じて、世界的スターとなった。ソロの吹き替えを担当した矢島正明の声が耳から離れないほどソロに合っていた。日本映画の「復活の日」(1980年)にも登場した。


     
映画では「ブリット」(1968)で、「荒野の七人」でも共演してスティーブ・マックィーンと再共演、上院議員を演じた。「スーパーマン III/電子の要塞」(原題:Superman III)や「レマ
ゲン鉄橋」(原題:The Bridge at Remagen、1969)などに出演。

ヴォーンの死去により「荒野の七人」にガンマン役で出演した7人の男優全員がこの世を去ったことになる。


1960年代に活躍した俳優は80代を迎えて、次々に亡くなっていくのは寂しい限りだが、時代の移り変わりを感じさせる。




  「0011 ナポレオン・ソロ

昨年公開された「コードネーム U.N.C.L.E.アンクル)」(原題: The Man from U.N.C.L.E.)はテレビ「0011ナポレオン・ソロ」のリメイク映画版。

今夜は「ナポレオン・ソロ」のオープニングシーンで「ロバート・ヴォーンをしのぶ会」を始めたい。
 
 
 
 
 
 
 


ご冥福を祈ります。


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