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<span itemprop="headline">★「ドイツ映画祭2016」が10月16日~19日まで開催。</span>



ドイツ映画祭2016 「HORIZONTE」

ドイツ映画祭2016 HORIZONTE”が10月15日(土)から19日(水)までTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催される。近年製作されたドイツの最新作を上映するイベントで、桃井かおりが出演する「フクシマ・モナムール」がオープニングを飾る。



本映画祭は過去にも様々な会場で開催されており、ドイツ映画の新作を堪能できる催しとして好評を集めてきた。今年は7作品が上映され、多くの上映回で、舞台あいさつや、Q&Aの時間が設けられる。オープニングを飾る「フクシマ・モナムール」は、福島の帰還困難区域で暮らすことになったドイツ人女性と日本人女性の友情を描く作品。

その他、名作を映画化した「アンネの日記」や、ナチス戦犯を追う検事長が主人公の「アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男」、クリスマスイヴを精神科の病棟で過ごすことになった患者たちと担当医のドラマ「クリスマスの伝説―4人の若き王子たち」、途上国開発援助の職についた主人公がある出会いを通じて予想外の状況に足を踏み入れていく様を描いた「閉ざされた部屋の嵐」、ドイツにやってきたレバノン難民の少年を描く「メテオール通り」、妊娠中の子が重大な病を抱えていることをしった主人公が赤ちゃんを産むか後期中絶するべきかを迫られる「24週間 決断の時」が上映される。

■「ドイツ映画祭2016 HORIZONTE」
■会期:10月15日(土)~19日(水)
■会場:TOHOシネマズ 六本木ヒルズ

■料金:1,000円均一

■「フクシマ・モナムール」
(監督:ドリス・デリエ、出演:ロザリー・トーマス、桃井かおり、2016年、108分 ドイツ語・英語、日本語字幕付き)


 

結婚式の直前、式場から逃げ出した若いドイツ人女性マリーは、傷心を抱えて福島への慰問の旅を決心する。被災地の人たちに少しでも明るい気持ちを届けたいと。その試みもうまくいかず落ち込んでいたマリーだが、福島最後の芸者だというサトミという女性と知り合い、帰還困難区域で暮らすことになる。性格が大きく異なる二人の女性の間に、不思議な友情関係が築かれていく。
 
■「クリスマスの伝説 ― 4人の若き王たち」
(監督:テレーザ・フォン・エルツ、出演:ヤニス・ニーヴェーナー、イェラ・ハーゼ、パウラ・ベーア、モーリッツ・ロイ、クレメンス・シック、2015年、99分、ドイツ語、日本語字幕付き)



クリスマスイブだというのに、精神科の病棟で過ごさなければならない4人の若者たち。いきどおりとやるせなさを抱えた彼らに、担当医のヴォルフが付き添って、驚きに満ちたクリスマスにしてくれる。決して忘れることのないクリスマスの思い出。
 
■「アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男」
(監督:ラース・クラウメ、出演:ブルクハルト・クラウスナー、ロナルト・ツェアフェルト、2015年、105分、ドイツ語、日本語字幕付き)


 

戦後12年、上席検事フリッツ・バウアーはなおナチス政権の犯罪者を探り出し、責任を問おうとする。その目的に向けて、型破りで時には違法な手段に訴えることさえある。しかし、ドイツ政府の高官がバウアーの仕事を邪魔し続ける。
 
■「メテオール通り」
(監督:アリーヌ・フィシャー、出演:フセイン・エリラキ、オクタイ・イナンシュ・エズデミール、2016年、84分、ドイツ語、日本語字幕付き)



レバノンからの難民、18歳のモハメドはドイツで生活の基盤を築こうとしている。両親はなく、無鉄砲な兄との暮らしで、バイトをしながら職業訓練校の空きを待ち続ける少年は、自分の進むべき方向を探しつつ、「男」であることとはいったい何なのだろうと自問する。
 
■「24週間 決断の時」
(監督:アンネ・ツォーラ・ベラシェド、出演:ユリア・イェンチ、ビャルネ・メーデル、2016年、102分、ドイツ語、日本語字幕付き)



コメディアンのアストリッドは、マネージャー兼パートナーのマルクスとの間で二人目の子どもを妊娠中。出生前診断によって赤ちゃんがダウン症と重大な心臓病を抱えることを知ったアストリッドは重い決断に迫られる。赤ちゃんを産むか、後期中絶をするのか?
 
■「閉ざされた部屋の嵐」
(監督:イザベル・シュテーヴァー、出演:マリア・フルトヴェングラー、メフメト・ゼーゼル、2015年、100分 ドイツ語・英語、日本語字幕付き)



途上国開発援助の職についたドイツ人のドロテアは、周りが戦争中にもかかわらず、プロジェクトに寄付を募るため、高級ホテルでチャリティイベントの開催を重ねる。空しい心の隙間を埋めるため、ドロテアははるかに年下のアレクと麻薬と酒に溺れる過激な夜を過ごすうちに、徐々に状況がエスカレートしてゆく。
 
■「アンネの日記
(監督:ハンス・シュタインビヒラー、出演:レア・ファン・アッケン、マルティナ・ゲデック、ウルリヒ・ネーテン、2016年、128分 ドイツ語、日本語字幕付き)



ごく普通の少女であるアンネはナチス政権から逃がれて、家族とともに隠れ家で生活することになる。13歳の誕生日に日記をプレゼントしてもらったアンネは、日々の体験、希望、夢や恐怖を書き綴る。
 
■「ミー・アンド・カミンスキ」(英題)
(監督:ヴォルフガング・ベッカー、出演:ダニエル・ブリュ―ル、イェスパー・クリステンゼン、アミラ・カザール、2015年、120分、ドイツ語・日本語字幕付き)


 

盲目の老画家マニュエル・カミンスキから伝記を執筆することを依頼された文芸ジャーナリストのセバスチャン・ツェルナーは、それをきっかけに自分自身がブレイクしようと目論む。二人は、マニュエルの少年時代の恋人を探しに北への旅に出かけるが、それは老画家のことよりも、セバスチャンが自分自身のことに気づく旅となったのだった。


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アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男」はおもしろそうだ。アンネの日記」はリメイク作品。1-2本は見てみたい。


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