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<span itemprop="headline">★女優・マレーネ・ディ-トリッヒ、きょう誕生日、Googleトップページに。</span>



きょうGoogleのトップページにドイツ出身の世界的大女優・マレーネ・ディートリッヒのイラストがあったので、何かなと思ったら、誕生日だった。1901年12月27日生まれ1992年5月6日没)。生誕116年。

1901年生まれ。1920年代のヴァイマル共和国のドイツ映画全盛期に花開き、1930年代からはハリウッド映画に出演、1950年代以降は歌手としての活動が多かった。演劇、音楽を学んだ後、映画、舞台出演を経て、1930年ハリウッドのスタンバーグ監督の「嘆きの天使」のローラ役に抜擢され、同年アメリカ映画界にデビュー。
1935年までスタンバーグ監督とのコンビで「ロッコ」など6本に主演して一時代を築いた。ナチスを嫌って1939年に米国に帰化し、第二次世界大戦中は前線慰問、反ナチ活動に参加して1947年には「自由勲章」を得た。
 
戦後の1953年以降は「リリー・マルレーン」などの歌で世界各地でリサイタルを開くなど歌手としても活躍。1970年の大阪万国博会に初来日した。

日本テレビの日本人が好きな偉人100人に選ばれている。

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嘆きの天使」(原題:Der blaue Engel1930)は、ディートリッヒが百万ドルの美脚(脚に100万ドルの保険をかけたと言われる)と言われていたので見たが、脚よりもハスキーな声のほうが魅力だった(笑)。大学教授役のエミール・ヤニングが若い踊り子に夢中になるイカレっぷりの演技が見所だった。

■「ロッコ」(原題:Morocco, 1930)は、ディートリッヒのハリウッドデビュー作。
日本で初めて日本語字幕が付されたトーキー作品として知られている作品。
第4回アカデミー賞で、監督賞(ジョセフ・フォン・スタンバーグ)、主演女優賞(マレーネ・ディートリヒ)、美術賞、撮影賞がノミネートされたが受賞にはならず。


              「モロッコ」(共演はかのゲーリー・クーパー

■「情婦」(原題:Witness for the Prosecution、1958)は、2転3転のサスペンス法廷劇で、あっと驚くどんでん返しの面白さ。何度見ても唸らせられる。



■「ニュールンベルグ裁判」(原題:Judgment at Nuremberg、1961)は、ナチス戦犯を裁いたオールスターキャスト裁判映画。最近DVDをゲット。再見が楽しみ。


                   スペンサー・トレーシーと

上海特急」(原題:Shanghai Express, 1932)で、ディートリッヒはスターの地位を確立した。この映画では、ディートリッヒの妖艶さが目立った。アカデミー賞では作品、監督、撮影賞にノミネーされ、撮影賞を受賞。



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