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<span itemprop="headline">★訃報:フランスの大女優:ジャンヌ・モロー(「死刑台のエレベーター」)、死去。89歳。</span>


フランスの名女優・
ジャンヌ・モローの訃報が飛び込んできた。
映画「死刑台のエレベーター」「恋人たち」「雨のしのび逢い」「突然炎のごと」など数々の作品で知られるフランスの大女優ジャンヌ・モローが31日、パリの自宅で死去した。89歳。

高齢だったので、いつかはこの日が来ると思っていたが、現実となると、フランス映画の一時代を築いた大女優の死は、ひとつの時代の終わりを感じさせる。
モローは、フランス国立高等演劇学校で演技を学び、1948年にデビュー。 

死刑台のエレベーター」(1958年)「恋人たち」(1958年)でルイ・マル監督、「突然炎のごとく」(1962年)でフランソワ・トリュフォー監督と組み、ヌーベルバーグ時代を彩った。

                            「突然炎のごとく

リュック・ベッソン監督の「ニキータ」(1990年)などにも出演。ジャン=ジャック・アノー監督(1973)の「愛人/ラマン」(1992)ではナレーションを務めた。2013年には10年ぶりの主演作「クロワッサンで朝食を」が日本公開された。これが遺作となった。
昨秋、フランス映画祭が地元であり「クロワッサンで朝食を」(2013)を見たが、この時に85歳だった。記事:https://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/63860721.html

1960年に「雨のしのび逢い」でカンヌ国際映画祭主演女優賞を受賞。映画界への多大な貢献から、1997年にヨーロッパ映画賞生涯貢献賞、2000年にベルリン国際映画祭金熊名誉賞を、2003年にカンヌ国際映画祭パルム・ドール名誉賞を授与された。
ジャンヌ・モローを劇場で初めて見たのは「黒衣の花嫁」(1969)だった。結婚式で夫を殺された花嫁の復讐劇だった。
映画史に燦然と輝く傑作「死刑台のエレベーター」は、劇場やテレビで何度も見たが、マイルス・デイヴィスのやるせないジャズ・テーマ音楽と、街を彷徨(さまよ)い歩くモローの美しさと、ラストの「」と言わせるどんでん返しに驚かされた。不動のマイベスト・テン映画だった。 
【投票】「ラストのどんでん返し映画」では、7位だった。         
        (再生不可の場合:https://youtu.be/lkjAkxiH5-s )

★個人的ベスト3:
①「死刑台のエレベーター」(https://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/46749623.html
②「突然炎のごとく」(https://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/64089380.html


「雨のしのび逢い」(1960)の音楽を聴きながら、ジャンヌ・モローをしのびたい。









    ご冥福をお祈りいたします。

(再生不可の場合https://youtu.be/LZAEg9_vbNg )


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