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<span itemprop="headline">★訃報:仏女優・ミレーユ・ダルク、死去。79歳。</span>


仏女優のミレーユ・ダルク
28(現地時間)にかけての深夜、死去した。79歳だった。
 
ミレーユ・ダルク1960年、オノレ・ド・バルザック領主館を原作としたテレビ映画地獄の傍らででデビュー、同年、短篇映画でスクリーンデビュー。1965年、ジョルジュ・ロートネル監督の恋するガリに主演し、マール・デル・プラタ国際映画祭主演女優賞を受賞、以降、ロートネル作品の常連となる。
 


1968年、ジャン・エルマン監督のジェフ(1969)の撮影で初めてアラン・ドロンと共演し以降、公私ともにパートナーとな15年にわたる愛人関係にあったが公式に婚姻関係を結ぶことはなかった。
 
後年、2度の手術を受け、3度の脳梗塞に襲われるなど深刻な健康問題を抱えていたという

「ジェフ」が1969年に劇場公開されてすぐに2番館(2本立て)で見た時には、ミレーユ・ダルクは特別美人女優でもなく印象も弱かったが、2-3年前に見なおして、その魅力が少しわかった。「北北西に進路を取れ」のエヴァ・マリー・セイントも再見して、見なおしたクチ(笑)。

チェイサー」(1978)でもアラン・ドロンと共演しているミレーユ・ダルク


                           「チェイサー」より。

 ■出演作品:
 アラン・ドロンの刑事フランク・リーヴァ 
 (2003~2004)<TVM>
 ディープ シークレット ~殺人者の海~
  (2003)<TV>
 女性弁護士マリオン (1998)<TV>
 ソフィー/遅すぎた出逢い (1988)
 チェイサー (1978)  ☆☆☆☆
 プレステージ (1976)
 愛人関係 (1973)  ★★
 狼どもの報酬 (1972)
 栗色のマッドレー (1970) ★★
 ジェフ (1969)        ☆☆☆
 モンテカルロ・ラリー (1969)
 枯葉の街 (1968)
 ウイークエンド (1967)  ☆☆☆
 ブロンドの罠 (1967)
 牝猫と現金(げんなま) (1967)
 海と女と泥棒と (1966)<未>
 エヴァの恋人 (1966)  
 太陽のサレーヌ (1966)
 皆殺しのバラード (1966)
 女王陛下のダイナマイト (1966)
 大貴族 (1965)<未>
 恋するガリ (1965)
 何がなんでも首ったけ (1961)



参考:

フランス女優では、ほんの1か月前の7月31日にジャンヌ・モロー(享年89歳)が亡くなったばかり。

ご冥福を祈ります。


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