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<span itemprop="headline">★衝撃の映画「ヴィクトリア」が5月に公開。140分ワンカット。</span>



今日テレビを見ていたら、全編140分ワンカットで撮影し、2015年のドイツ映画界でセンセーションを巻き起こした衝撃作「ヴィクトリア」が紹介されていた。


ワンカット撮影といえば、三谷幸喜監督の2011年のドラマ「short cut」や、WOWOWドラマで超お気に入りの「大空港2013」などが思い浮かぶ。

映画では、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」が、冒頭と最終盤の数カットを除いて、全編のほとんどが超絶長回しのワンカットで撮影されている。約2時間に渡り、カットなしのワンカメ映像が延々続いた。奇跡というよりマジックとも言える。

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ヴィクトリア」は、セバスチャン・シッパー監督が、物語の舞台となるベルリンでワンカットの長回し撮影を実施し、主人公の身に降りかかる悪夢のような一夜をリアルタイムで体感させるクライムサスペンス。わずか12ページの脚本をもとに俳優たちが即興でセリフを発し、撮影中に発生したハプニングもカメラに収めながら、ベルリンの街を疾走する登場人物たちの姿をリアルタイムで追う。

2015年の第65回ベルリン映画祭銀熊賞3冠と、同年のドイツ映画賞作品賞を含む6冠に輝いた。

  予告篇



予告編では、路上で出会った主人公ヴィクトリアと4人の若者が楽しそうに夜の街を歩く様子からスタート。その後、1人の男から銃を見せられ、悪事への道に引き込まれるヴィクトリアの不安、そして予測不可能な状況へと突き進んでいくさまを切り取っている。



母国スペインから3カ月前にベルリンにやってきたヴィクトリア(ライア・コスタ)は、地下のクラブで踊り疲れ、ひとりで帰宅しようとすると夜明け前の路上で地元の若者
4人組に声をかけられる。

楽しいひとときを過ごたヴィクトリアだったが、4人は裏社会とつながっており、ヴィクトリアがある”仕事”を依頼されるのだが、その行く手には人生が一変するほどの悪夢が待ち受けていた、というもの。

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ただ、映画のワンカット撮影といったテクニックばかりだと監督の自己満足に付き合わされることになり、「バードマン~」のように、内容もイマイチ・・・ということになりかねない。実のところ半信半疑だが、興味はある。

ヴィクトリア」は5月7日、シアター・イメージフォーラムほか全国で順次公開される。


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