1980年代に世界的なスーパースターだったミュージシャンのプリンスが21日亡くなった。57歳だった。米国ミネソタ州ペイズリー・パークにある自宅兼スタジオで亡くなっているところを発見された。
プリンスは今月15日にプライベートジェットで移動中、数週間前から患っていたインフルエンザによる体調不良のためイリノイ州の病院に緊急搬送された。だが翌日にはファンに無事を伝えるため、ライブ会場に姿を見せていたが、ライブは中止。
プリンス(本名:Prince Rogers Nelson、1958年6月7日生まれ)は1980年代に世界的なスーパースターとなった歌手。代表的なアルバムは「パープル・レイン」(Purple
Rain,1984)、「サイン・オブ・ザ・タイムズ」(Sign o' the Times)など。「パープル・レイン」アルバムは実に1,500万枚を売り上げた。米国ビルボード・チャートで1位が24週間続いた。
「パープル・レイン」は映画化され、フランス・カンヌの国際音楽産業見本市「MIDEM」会場で世界初公開され、たまたま出張中に見ることができた。MIDEM(ミデム)というのは、音楽・レコード(今はCD)などの版権(権利)の売買が目的の専門見本市で世界の音楽業界関係者が一堂に集うイベント。
タイトル通りのパープル(紫色)の衣装で、青白い病的な歌手だなという印象だった。その頃マイケル・ジャクソンが1983年に「Billie Jean」や「スリラー」でアルバム史上最高を売り上げていたので、マイケルに次ぐスターという存在だったかもしれない。
その後も1986年の「Under The Cherry Moon」、89年の映画「バットマン(Batman)」のサントラなどヒットを連発し、マイケル・ジャクソンやマドンナらと並ぶスーパースターの仲間入りを果たした。
ご冥福を祈ります。
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