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<span itemprop="headline">ドラマ:「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」(第1話)</span>



ドラマ「私 結婚できないんじゃなくて、しないんです」(第1話)は見る予定ではなかったが、オンデマンド(見逃したドラマを1週間以内なら見られるサービス)でみた。気は進まなかったが意外と面白かった。

中谷美紀演じる橘みやびは、美容皮フ科クリニックを営む開業医。
アラフォー、美人、キャリアと三拍子揃った結婚していない女性。一般的には、勝ち組で、自由で人もうらやむような生活をエンジョイ。

高校の同窓会で、「結婚していない」というと、周りからは「まだ大丈夫」と言われる。
まだ大丈夫” という言葉が”負け犬”のような響きでひっかかり、その言葉に反発するように言い返す橘。

私 結婚できないんじゃなくて、しないんです

・・・
女子会で行ったレストランの店主、藤木直人演じる十倉誠司は「アラフォー、美人、キャリアというのは、結婚できない女の典型だ」と言われ、結婚を意識し始め、結婚相談所に行く。

すると、十倉が言うように、なかなか現実は厳しいことを知る。
相談所や婚活パーティに来る男たち(40代以上も含めて)は、相手の女性の希望欄に「35歳くらいまで」の年齢を希望していた。
 

同級生の池田に誘われ、居酒屋に行くと、高校時代に片思いをしていた同級生、徳井義実が演じる桜井と再会。うれしくなって、また食事をと誘う。

十倉のレストランで食事する二人。しかし十倉のひとことは「終わったな」だった。
案の定、桜井との別れ際に言われたのは、「友達でいたい」だった。
 
そんなことを知ってか知らずか、 ランチをデリバリーにくる若いカフェ店員の諒太郎が「元気出して」と、みやびを抱きしめる。「なに、この包まれる感覚は?!」。
 
何で振られたのかわからないと、十倉に聞きに行く、みやび。
お前は、男のニーズをわかっていない。

アドバイスはこうだった。
男のニーズを満たすには?ツッコミを入れることだ。
ツッコミマスターであること
予定調和でない感じがいい。突っ込む。揺さぶる。吊橋トーク
男の上に立つ。手に入りそうで入らない感じがいいのだ。
十倉に、こんなふうに言われてしまう。
悲劇のヒロインを気取る女は(男は)許さない。
がんばれ、女の価値が高いのは、一番高いのは今なのだから。
自分がわかっていないことに気がつく橘みやびは、十倉に、これからどうしたらいいかを教えて下さい、と恋の指南を聞くことに。

・・・
アラサー、アラフォーの独身女性にとっては、かなり手厳しい事を言うレストランの戸倉だが、イチイチが的を得ているようで、橘にグサリとくる。

桜井とみやびのレストランの会話が、もし戸倉の言ったように「ツッコミ」が入っていたら・・・というシーンが再現されるのだが、これが効果的で、結果が違う方向に行くところがいい。

「そうね、そうね」と相槌を打つだけの女性や、料理をかいがいしく仕分けしてやるのではなく「その腕時計は、彼女に買ってもらったの?」などとツッコミを入れるのだ。戸倉によれば、確かにハイリスクではあるが、相手の男は、自分よりも上にいる女性を求めるというのだ。

「友達として」と相手から言われたのであれば、それを逆手にとって「友達さん、今度はどこどこへ行こう。私の知っているおすすめの店がある。友達のみやび」とメールを打てばいいのだ。

デートのメールを打とうかどうか迷っている時に愛犬が間違って足でスマホの送信を踏みつけて、メールが送信されてしまったり、文面を書いている途中で戸倉が勝手に送信ボタンを押してしまったりといった面白さもあった。

戸倉(藤木直人)も、恋愛指南者のような役柄だが「女性は30過ぎたら、1年ごとに価値が減っていく」と手厳しい事を言う。(そんなことを言ったら、石を投げられそうだが、確かに。爆)。


・・・
それにしても、タイトルが長い。
今年の1月期ドラマの「月9」のタイトルは「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」だった。視聴率が「月9」史上最低を記録して、本当に泣いてしまったのは番組に関わった人たちだろう

私 結婚できないんじゃなくて~」は継続してみるかどうかはまだ思案中。
第2話は明日。

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