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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">ドラマ:「嘘の戦争」第1話。</span>



SMAP解散後の初のドラマ出演となる草剛主演の「嘘の戦争」第1話を見た。「銭の戦争」の原作者によるオリジナル作品。

9歳の時に両親を殺された少年の30年後の復讐もの。両親が殺される時に見た犯人、その状況の真実を語ろうとすると、まわりの大人たちは、うそつき呼ばわりをして、両親は自殺したと子供が首を縦に振るまで執拗に思いこませ、記憶を刷り込ませる。怖っ! 「ボクはうそつきじゃない!」「ボクはウソなんかついていない!」と訴えても取り上げてもらえない。

そうか、わかった。こうなったら徹底的に世の中、嘘をついて、人をだましてやる。
・・・と詐欺師が誕生したのだった!

30年後のある日、子供の時に見た犯人の手のあざを見て、その人物を追い詰め、さらに首謀者、黒幕へとたどりつくのだが・・・。果たして真犯人は・・・。

・・・
母と弟を殺し、自らも無理心中した父。だが、それは仕組まれた殺人事件だった。 真犯人の顔を見た9歳の少年・千葉陽一は、警察に真実を証言するが、信じてもらえないどころか、「嘘つき」と呼ばれ、親戚からも孤立してしまう。 
             
やがて、陽一は海外に渡って、一ノ瀬浩一と名を変え、詐欺師となり、真犯人と再会。復讐の為に、日本に帰国した。30年の時を経て事実を知った浩一は、詐欺師ならではの手法で、罠を仕掛ける。

・・・
ドラマが近年振るわないといわれるフジテレビ系の夜火曜日夜9時のドラマ。

第1話はとりあえず見てみたが、いきなりタイの歓楽街を舞台にしたシーンで始まり、現地ロケを敢行するするなどしてスタイリッシュに進行して出だしは引き込まれる。

タイでまとまったお金を持った日本人観光客などを見つけては詐欺行為を行っている40がらみの男・一ノ瀬浩一(草剛)。一ノ瀬の子供時代の事件、児童養護施設での生活、両親を殺害した実行者などにたどり着いたのだが・・・。

ハーバード大学卒業名簿の名前を借用し、その人物になりすまし、コンサルティング会社のCEOの名刺を持ち、ニューヨークとタイに事務所を持つという触れ込みで、黒幕とみられる大企業のトップに近づいていく。

出演陣では、曲者俳優あるいは演技派と言われる甲本雅裕安田顕のほか、名バイプレーヤーの大杉漣、大物感漂う市村正親、さらには女優陣では、水原希子(「ノルウェイの森」)、山本美月(「桐島、部活辞めるってよ」)などが彩を添えている。 

しばらく継続の予定。


キャスト
・草剛:一ノ瀬浩一(旧名:千葉陽一) ・・・天才詐欺師。両親と弟の殺害犯を追う。藤木直人二科隆 (大企業Nishina Coporationの社長。二科興三の次男。        二科晃は、異母兄で、対立)                            
・十倉ハルカ - 水原希子・・・一ノ瀬浩一の詐欺グループのパートナー。
・八尋カズキ - 菊池風磨Sexy Zone)・・・詐欺師見習い。コンピューターに精通。
・百田ユウジ - マギー・・・一ノ瀬浩一の兄貴分。
・七尾伸二 - 姜暢雄
・四谷果歩 - 野村麻純
・三瓶守 - 大杉漣 (元・病院医師。現在は児童養護施設経営)
・二科楓 - 山本美月・・・病院看護婦 (二科興三の娘)
二科晃 - 安田顕・・・(二科興三の長男。前妻の子)
二科興三 - 市村正親 (Nishina Coporation会長)
五十嵐智香 - 甲本雅裕(病院勤務)
・・・
草剛は、こういうアウトロー的な役では、普段のニコニコを封印して全力で演じていて役になり切り、役者だなあと思わせる。早くも元SMAPという言い方もされているがもともと役者として実績もあり、ドラマ、映画で今後も活躍していきそうだ。

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