「コンフィデンスマンJP プリンセス編」(2020)を見る。2020年9月27日に亡くなった竹内結子の遺作となった。映画版の前作「ロマンス編」と比べると舞台がシンガポールやクアラルンプールなど数カ所に及び、登場人物もやたらと多くなり、顔見世的な出演者(デヴィ夫人、GACKTなど)もいた。
竹内結子は、最初と最後だけ、ちょっとだけ出演しているが、あっと驚かせる。三浦春馬もこの映画が最後の公開作品となった。
2020年の映画の興行収入は、過去20年間で最低だったといい、しかも日本映画の全興収の3分の1が興収記録No.1 となった「鬼滅の刃」(365億5,000万円)が占めた。
「コンフィデンスマンJP プリンセス編」は邦画では3位となり、2年前にブームを巻き起こした「翔んで埼玉」(37億円)を上回る38億4,000万円だった。
洋画は2019年12月公開の「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」が73.2億円(興行全体の5%)で1位だった。
エンドロールの後のワンシーンは「蒲田行進曲」の階段落ちのシーンを再現している。映画版の第三作「コンフィデンスマンJP -英雄編-」があることが昨年8月に発表されているので、それに関連して行くのか。
■キャスト:
ダー子:長澤まさみ
ボクちゃん:東出昌大
リチャード:小日向文世
五十嵐:小手伸也
コックリ:関水渚
トニー・ティン:柴田恭兵
レイモンド・フウ:北大路欣也
ブリジット・フウ:ビビアン・スー
アンドリュー・フウ:白濱亜嵐
クリストファー・フウ:古川雄大
スタア:竹内結子
鈴木さん:前田敦子
赤星栄介:江口洋介
城ケ崎善三:石黒賢
ホウ・ナムシェン:生瀬勝久
ホテルの支配人:滝藤賢一
元某国大統領夫人:デヴィ・スカルノ
ちょび髭:瀧川英次
バトラー:マイケル・キダ
謎の男(客):GACKT(友情出演)