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<span itemprop="headline">★「世にも奇妙な物語」での竹内結子の演技に絶賛の声。</span>



竹内結子がこれまでのドラマ、映画とは全く違った、これまでに見たことがないような表情を見せる「世にも妙な物語」25周年SPのオムニバス5話の1篇「箱」(監督は「アンフェア」など佐藤嗣麻子)は見応えがあった。その演技には絶賛の声が上がっているという。確かにこのドラマを見れば納得。

竹内結子の息遣い、狭い「箱」に閉じ込められての恐怖に襲われての汗ばんだ演技といらだちと絶叫には、引き込まれた。外部との接触スマホだけという設定もいい。自分の居場所がわからない。警察に電話しても「外部から聞こえる音は?」など冷静な事務的な反応で、なかなか自分の居場所を特定できないことに苛立つ竹内結子の迫真の演技には参った。





キル・ビル」で、やはり棺(ひつぎ)に閉じ込められたユマ・サーマンがいかに脱出するのかという手に汗握るシーンがあったが、竹内結子がなぜ、「箱」に閉じ込められたのか、その謎が明らかになっていくラストの衝撃。

11月28日の番組は、5篇のオムニバス・ドラマ。
いずれも日本を代表する映画監督5人によるエピソードだが、感動や驚きといった点では、やや印象も厚薄があってばらつきがあったようだ。

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「箱」以外のエピソードでは、本広克行監督(「踊る大捜査線」など)による妻夫木聡演ずる独身男の「幸せを運ぶ眼鏡」のエピソードが面白かった。



彼女なしの涼太(妻夫木)のもとに、特殊な機能を持つ「ウェアラブルライフサポーター」という眼鏡が届く。その日から涼太の人生が大きく動き出す・・・というもの。最後にどんでん返しも。



バツ」では、初野(阿部サダヲ)がある日、自分の額にバツ(X)印があることを発見するのだが、周りの人間は誰も見えていない。そんなある日、おでこにバツがある別の男を目撃するという話。次々にX印の人間が亡くなっていき、恐怖が走るが・・・。

このほか、不動産のいわくつきの物件である「事故物件」や、嘘のない世界だが、本音で語り合うために争いが絶えない「嘘が生まれた日」など。



案内役のタモリは「ヒッチコック劇場」のヒッチコックのような話し方で、ヒッチコックの声を担当した熊倉一雄のように物語を進行させていた。

 番組予告編


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