たかがあんパン、されどあんパン。
毎日、「○○の日」というのがあるが、たいていは語呂合わせ。
きょう４月４日は、「あんパンの日」だという。語呂合わせでもなさそうだが・・・。
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あんパンは木村屋（現・木村屋總本店）創業者であり茨城県出身の元士族・木村安兵衛とその次男の木村英三郎が考案し、1874年（明治7年）に銀座の店で売り出したところ好評を博したとされる。あんパンの歴史は、１４０年以上に及ぶとは・・・。
以降、4月4日が「あんぱんの日」となっている。御用達となったことにより、あんパンと共に木村屋の全国的な知名度も上がった。
1897年（明治30年）前後には全国的にあんパンがブレークし、木村屋では1日10万個以上売れ、長蛇の列で30分以上待たさせることもあったという。
中心のくぼみは、桜の花の塩漬けで飾られた。パンでありながらも、和菓子に近い製法を取り入れ、パンに馴染みのなかった当時の日本人にも親しみやすいように工夫して作られていた。
銀座 木村屋総本店の「酒種あんぱん」（五色）
インゲンマメを使った白あんパンや、イモあんパン、栗あんパンなどの豆以外の餡を使ったもの、桜あんやうぐいすあんを使った季節のあんパンもある。
典型的な形状は平たい円盤。ケシの実（ケシの種）、塩漬けの桜の花（ヤエザクラ）、ゴマの実が飾りに乗せられる。
揚げパンなどにも、あんパンがあり、トーストに餡を挟んだ揚げパンなどもある。
駅の売店やコンビニで「白あんパン」を時々買って食べることがあるが、あんパンの記事を書いていたら、あんパンが食べたくなった（笑）。
テレビの歌番組のプロデューサーから「食べてしまいたいほどかわいい女の子たち」を意味して「キャンディーズ」と名付けられた。「その気にさせないで」「春一番」「暑中お見舞い申し上げます」「ハートのエースが出てこない」「微笑み返し」などヒット曲が多いが、「春一番」が今はタイムリーな時期か。
「春一番」
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