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<span itemprop="headline">ドラマ「探偵の探偵」(第3話)</span>



7月期のドラマでは、「探偵の探偵」は最も期待していたドラマだったが、話が暗すぎるのが気になる。

万能鑑定士Q」シリーズや「千里眼」シリーズで累計1000万部を突破した松岡圭祐が書き下ろした最新シリーズ「探偵の探偵」(講談社文庫)が原作。亡き妹の残酷な過去をきっかけに“探偵を追う探偵”となった女探偵・紗崎玲奈(北川景子)の活躍を描いていく。

北川景子が、ドラマのヒロインというよりも主演で妹の復讐を誓って、探偵事務所に入り、妹の死に関わったとみられる探偵を探し出すというもの。アクションシーンが多く、ハードなシーンもある。

女性主人公の復讐劇というと、上野樹里が主演の「アリスの棘(とげ)」(2014年4月期ドラマ)を思い出す。笑いを一切封印して、復讐の鬼と化す話だった。


「探偵の探偵」は、北川景子が、アクションのためにキックなどを鍛えたようで、傷だらけになって、悪い奴らと戦うのだが・・・。アクション女優といってもいいくらいに動き回る役柄で、お嬢様然とした役(「謎解きはディナーのあとで」など)とはガラリと変わって、それはそれで見所だが・・・。


「探偵の探偵」は、ミステリーの謎が徐々に明らかになっていくという展開ではあるが、
悪徳探偵とみられる阿比留(ユースケ・サンタマリア)を、いかに追い詰めるかがポイントとなりそうだ。

それにしても、警察機構というのは、特定の探偵事務所と組んで、秘密裏に捜査をすることもあるのかと初めて知った。利用できるものは利用するというのだろうが、しかも、探偵事務所に丸投げ、のような場面も見られる。

この悪徳?探偵事務所の狙いは、どうやら、国が推進しているカジノ建設(東京、大阪)に絡んで、アメリカのカジノなどと同じように、犯罪防止のために探偵事務所と契約があるようで、その探偵事務所のリーダー会社のポジションを獲得することのようだ。国家的なプロジェクトであり、その利権は大きい。そのために、ある事件を自作・自演して、その情報をネタに警察に近づき、取り入っているようなのだが・・・。

・・・
花咲舞が黙ってない」や「エイジハラスメント」などのような、エンディングでの爽快感がないのが、ちょっと・・・というドラマではある。3話まで続けてみてきたが、来週あたりが、継続か中止かの別れ際になりそうだ。



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