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<span itemprop="headline">★英国アカデミー賞(BAFTA)結果:「作品賞・監督賞」は「6才のボク」。</span>



第68回英国アカデミー(BAFTA)賞授賞式が2月8日(現地時間、日本時間9日)に行われ、リチャード・リンクレイター督の「6才のボクが、大人になるまで」が作品賞、監督賞、助演女優賞パトリシア・アークエットの主要3部門を制した。

一方、最多11部門でノミネートされていたウェス・アンダーソン監督の「グランド・ブダペスト・ホテル」は脚本賞美術賞、作曲賞、衣装デザインなど最多5部門での受賞となった。

BAFTA同様、アカデミー賞直前の重要な前哨戦であるアメリカ製作者組合(PGA)賞とアメリカ監督組合(DGA)賞を制した「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)撮影賞のみの受賞となり、再びオスカーの行方はわからなくなった。

博士と彼女のセオリー」で天才科学者スティーブン・ホーキング博士を演じた英俳優エディ・レッドメインが主演男優賞を受賞したが、授賞式には当のホーキング博士も登壇し、スタンディングオベーションを受けた。



  
       アカデミー賞に一歩近づいた?「6才のボク」

この結果、アメリカのアカデミー賞戦線では、「6才のボク」が一歩リードしたような格好だ。「グラ・ブタ」が健闘した反面、「バードマン」は、鳴かず飛ばず、”予期せぬ奇跡”は起こらずに撃ち落とされたようだ。


主演女優賞のジュリアン・ムーアは「エデンより彼方に」「めぐりあう時間たち」(2002)以来、”ありのままで”ではなく「アリスのままで」で久しぶりに賞にからみ、見事に栄冠を手にした。
                                 ジュリアン・ムーア
主演男優賞はエディ・レッドメイン博士と彼女のセオリー」)助演男優賞J・K・シモンズセッション」)、助演女優賞パトリシア・アークエット6才のボクが、大人になるまで。」)と予想通りのようで、俳優部門は、このまま米国のアカデミー
賞も番狂わせはなさそうな気配だ。

パトリシア・アークエットといえば、姉で女優のロザンナ・アークエットの初監督作品「デブラ・ウインがーを探して」(2002)にも出演していた。
                           パトリシア・アークエット 
■BAFTA賞の主な結果は以下の通り。
作品賞 「6才のボクが、大人になるまで。」
▽英国作品賞 「
博士と彼女のセオリー
監督賞 
リチャード・リンクレイター6才のボクが、大人になるまで
主演男優賞 
エディ・レッドメイン博士と彼女のセオリー
主演女優賞 
ジュリアン・ムーアアリスのままで
助演男優賞 
J・K・シモンズセッション」
助演女優賞 
パトリシア・アークエット6才のボクが、大人になるまで。
オリジナル脚本賞 
ウェス・アンダーソングランド・ブダペスト・ホテル
▽脚色賞 
アンソニー・マッカーテン博士と彼女のセオリー
外国語映画賞 「
イーダ」(ポーランド語)
▽アニメーション映画賞 「
LEGO(R) ムービー
ドキュメンタリー映画賞 「Citizenfour(原題)」(
ローラ・ポイトラス監督)
▽撮影賞 
エマニュエル・ルベツキバードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
美術賞 「
グランド・ブダペスト・ホテル
編集賞 「
セッション
▽音響賞 「
セッション
▽視覚効果賞 「
インターステラー
▽作曲賞 
アレクサンドル・デプラグランド・ブダペスト・ホテル
▽衣装デザイン賞 「
グランド・ブダペスト・ホテル
▽メイクアップ&ヘア賞 「
グランド・ブダペスト・ホテル
ライジングスター賞 
ジャック・オコンネル


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