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<span itemprop="headline">映画「紙の月」が主演女優賞など2冠(「東京国際映画祭」)</span>


 
アジアで最大規模の映画祭「東京国際映画祭」は31日に最終日を迎え、吉田大八監督の「紙の月」が観客賞最優秀女優賞宮沢りえの2冠に輝いた。
 
東京国際映画祭は10月23日から31日まの期間中、国内外のおよそ250本の映画が上映され、最終日の31日、東京・六本木の会場で受賞作が発表された。
 
コンペティション部門に日本から唯一ノミネートされていた吉田大八監督の「紙の月」が観客賞に選ばれ、主演の宮沢りえが最優秀女優賞に選ばれた。日本の作品の観客賞は2年ぶり4度目、日本人の最優秀女優賞は11年ぶり4人目。

紙の月」は、バブル崩壊直後、宮沢りえ演じる銀行の女性契約社員が年下の大学生との恋愛に溺れたことがきっかけで巨額横領事件を起こすなど、人生を狂わせていくサスペンス映画。
 
 
最高賞の「東京グランプリ」には、アメリカ・ニューヨークを舞台に未来を感じられない若者たちを描いた「神様なんかくそくらえ」が選ばれた。ことしの東京国際映画祭には、関連イベントも含め約40万人が訪れた。fpdも2度訪問した。
 
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会見で、共演の池松壮亮が、エピソードを聞かれて、「ラブホテルのシーンがあって、宮沢さんがベッドでぴょんぴょんと飛び跳ねていました」と宮沢のお茶目な一面を暴露した。宮沢は「ちょっとテンション上がっちゃって!」と笑いつつ「ラブホテルなんて滅多に行かないので、デコレーションの素晴らしさに感動してフワフワしていました」と話して会場の笑いを誘っていたようだ。
 
 
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