ドラマ「HERO」が帰ってきた。
視聴率を取れる俳優ということで、またしてもキムタク頼みのフジテレビ。
定番の月9でキムタクでも、かつてのように30%の視聴率を取れるのか。
(結果:26.5%の好発進。今年のドラマでは最高視聴率。それまでは、「花子とアン」の25.2%)
2001年にドラマ化され、2007年に映画化もされた「HERO」。
ドラマでは13年ぶりとなる。フジテレビの破れかぶれの迷走?。
社員の3分の2を配置転換し、カツを入れているというテレビ局だが、視聴率トップを維持していた時期もあるがこのところは日テレ、テレ朝に次ぎ、3位に甘んじているという。
過去にヒットしたドラマの焼き直しで、”あのころに帰りたい”と昨年は「ショムニ
2013」を持ってきたが、不発。
今年は「若者たち 2014」と「HERO (2014)」と、リメイクの連続。
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「若者たち」が放送されたのは1966年で、途中で差別問題を扱ったことなどで中止に追い込まれたいきさつがある、いわくつきのドラマ。
それでも夢よもう一度と、若手の人気俳優・女優を配して先週スタートを切った。兄弟のハイテンションの口論で、どこまでひっぱって行けるのか。
「HERO」は、前回の女優陣(松たか子、大塚寧々など)がいなくなり、メンバーの半分以上が入れ替わった。こうしたドラマは、出演者の魅力に尽きるところが大きい。
「私の目、きつくないっしょ」
北川景子は、上品さのルックスの陰で、時々、ヤンキーっぽい口調がぼろを出すところが面白い。”目がきつい。怖い” と周りから言われて、「そうじゃないでしょ!」とカメラの前にアップで近づいてきて、きつさを逆手に取っているところがいい。
男優陣は、今では主役級の俳優になってしまった阿部寛がいなくなり寂しい印象。新たに加わった俳優は、魅力に乏しい。
風変わりなバーのマスターが変わらずいるので、ほっとする。
一話完結なので、マイペースのキムタクと、はらはらする周りの掛け合いでどこまで面白くできるかにかかっている。
第一回の、ゲスト的な出演の森山直太朗は、「サクラ」だけの歌手でなく、淡々とした演技でよかった。
2回目くらいまでは見るが、そのあとは様子見か。
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