今クール(7-9月)のドラマで、連続してみているのは「半沢直樹」と「ショムニ 2013」の2本。「半沢直樹」が初回以来、右肩上がりで「第5話」は32%を記録して、絶好調であるのに対して、「ショムニ 2013」は右肩下がりのようだ。
10年ぶりに復活した江角マキコ(46)主演のフジテレビ系連続ドラマ「ショムニ2013」(水曜後10・00)の第5話が14日に放送され、平均視聴率が9・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが15日、分かった。ついに2ケタを切り、正念場ではないか。
初回は18・3%と好スタートを切ったものの、その後は第2話13・8%、第3話9・9%と下落が続いたが、第4話11・7%と初めて上昇していた。4話までの平均は
初回は18・3%と好スタートを切ったものの、その後は第2話13・8%、第3話9・9%と下落が続いたが、第4話11・7%と初めて上昇していた。4話までの平均は
12・9%。
今シリーズでは、「庶務二課」の面々を一新し、ベッキー(29)、本田翼(21)、安藤サクラ(27)、森カンナ(25)、堀内敬子(42)が千夏とともに大暴れする。
第5話は、”空気を読め!”がテーマだった。
新しい営業本部長に社内でもさえないと冴えないと評判の“大穴”の北見(工藤俊二)が選出された。有力候補とされる3人はセクハラなどの業務違反を犯していた。
違反者には処罰もあると息まく壇上に、総務課長の五十嵐幸一(飯田基祐・47)が反対する。その頃、千夏たちは今度発表になる総務部の新部長のダービーを行っていて・・・という展開だった(HPより)。
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毎回、メンバーの一人にフォーカスして、人物像を浮き上がらせるという意味では前回のベッキーは熱演だった。
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気になるのが、主演の千夏を演じる江角マキコのせりふの言い方。10年以上前は32歳で、啖呵をきって、一気にまくしたてたと思うが、今回は46歳で、セリフを言うのに間をおいて、細切れに区切って喋っている。製作者側が、名言だぞと、お仕着せのようにわざとらしいセリフの言い回しが鼻につく。
期待が大きかったドラマだが、中盤を迎えて、飽きてきた視聴者もいるのではないか。会社組織を、だらだらと漫画チックに面白おかしく描くだけでは、「半沢直樹」の優れた脚本と演技には到底歯が立たないような気がする。
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