「おかしなおかしなおかしな世界」(1963、 It's a Mad Mad Mad Mad World)
大画面のこちらも:<iframe width="560" height="315" src="http://www.youtube.com/embed/o6g7Cu4Y8hQ" frameborder="0" allowfullscreen></iframe>
この間は、「泣かされた映画」について書いたが、笑わせてくれた映画で、「おなかの皮がよじれた」という映画があった。それが、この変わったタイトルの映画
「おかしなおかしなおかしな世界」(1963、原題:It's a Mad Mad Mad Mad
World)。
これが、一番だろう。
スペンサー・トレーシーが憎いほどの演技を見せてくれる。一人2役を演じている。スペンサー・トレーシーといえば、「ニュールンベルグ裁判」(1961)の人間味のある裁判長や「招かれざる客」(1967、遺作)の温厚な人格者のイメージがあるが、「おかしなおかしなおかしな世界」ではまるで違った。
「Y」という文字の下に「大金がある」と言い残して、交通事故で死んでしまうが、たまたまそれを聞いた、強欲の男女のお金探しの旅が始まる・・・。
他人を出し抜こうと必死になる姿がすさまじい。
文字通り、人間が次々にすっ飛ぶシーンがあるが、腹を抱えるほどおかしい。
これまで3回くらい紹介している:http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/56951951.html
次に、タイトルで「おかしな」が一個少ないが「おかしなおかしな大追跡」(1972、原題:What's Up, Doc?=「どうしたの、先生」)か。
ライアン・オニールとバーブラ・ストライサンドが絶妙のコンビ。バーブラのマシンガン・トーク! 似たり寄ったりのスーツケースをある時にホテルで間違えてしまったものだから大騒動に。片方に怪しいブツが入っていて、悪い輩から追われる映画。「愛とは決して後悔しないこと」という「ある愛の詩」の名セリフもパロディで使われている。ジェットコースター・ムービーといわれる怒涛のような可笑しさの連続だった。
泣いた・笑った映画ベスト5(数年前)記事:
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