fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">由紀さおりの「夜明けのスキャット」世界で大ブレーク(「1969」)</span>


Pink Martini & Saori Yuki 「 ブルー・ライト・ヨコハマ」(カバー)
 

 
昨年10月、由紀さおりのロンドン公演では、「夜明けのスキャット」の歌声に、
観客はスタンディング・オべ―ションだったという。ニューヨーク・ブロードウエイでも、
反応が絶大だったとか。「日本語はわからないが、伝わってくる」と絶賛の声が。
日本人としては、日本の曲(歌謡曲)が海外でも理解され、評判になるのはうれしい限りだ。
 
いまや「夜明けのスキャット」は、世界22カ国で、CDが売られ、ヒットしているという。日本人が歌ううたで、これほどのヒットは、坂本九の「上を向いて歩こう」(海外ではSUKIYAKIソング)以来およそ50年ぶり。
 

 
今朝の「朝ズバ!」では、みのもんたが、頼み込んで、由紀さおりをゲストで番組に呼んで、朝から生で「ブルーライト・ヨコハマ」を歌っていた。
 
デビュー曲「夜明けのスキャット」などで有名な歌手の由紀さおりがリリースしたニューアルバム「1969」が、アメリカのiTunesジャズチャートで1位を獲得して国内外で話題になっているという。
 
今回、由紀さおりがリリースしたのは、アメリカの人気ジャズオーケストラ「ピンク・マルティーニ」と組んだカバーアルバム。
 
タイトルの1969由紀さおりのデビュー年に由来している。
 

 
アルバムでは「夜明けのスキャット」や「ブルー・ライト・ヨコハマ」など、1969年当時の日本の歌謡曲や世界のヒット曲が取り上げられマンボやボサノバ風にアレンジされています。
 
ただ、スタイリッシュにアレンジされているというわけでなく、あくまでも原曲のテイストを損なわない“歌謡曲”として、しかもほぼ日本語でカバーされている。
 
何はともあれまずはアルバムからのリードトラックとなっているブルー・ライト・ヨコハマ(↑)は、いしだあゆみとはまた違った味わいがある。
 
童謡歌手として5歳から歌っていた。
 
今回のブームは3度目という。
第1回は、1969年に「夜明けのスキャット」の150万枚のメガヒット。
1973年にはレコード大賞受賞。
第2回は、1982年の「童謡ブーム」(姉とのコンビ)
そして、今回の第3回目の大ブレーク。
 
「43年間歌ってきてよかった」と由紀さおりは、感慨深げに語っていた。
 
謡曲がもういちど見なおされるきっかけになればいいなという。
「ル~ル~ルルルル~ララララララ~ラ♪」
 
いい曲は、国境なしだ。
 
由紀さおりといえば、女優としても「家族ゲーム」や、チャン・ツィイー、オダギリ・ジョ―共演の「オペレッタ狸御殿」などが印象に残り脇役で光る。
 
63歳で、世界で脚光をあびることになろうとは、本人も思わなかっただろうが、もともと歌唱力が素晴らしく、堂々としているので、大歌手という風格がある。