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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">★音楽:「いいじゃないの幸せならば」(聴きくらべ:佐良直美、夏木マリ、由紀さおりほか)</span>

 

きょう、たまたま由紀さおりがパーソナリティを務めるラジオを聞いていたら、
1969年日本レコード大賞を受賞した相良直美の「いいじゃないの幸せならば」について語っていた。
 
由紀さおりが言うには、その歌詞について、40年以上前の歌だが、女性がそれまでは耐えるというイメージだったが、4番目の歌詞にあるように、「つめたい女だと人は言うけれど いいじゃないの幸せならば」など、やや開き直ってきているところなどが新しかったという。
 
1970年ごろまでは、確かに「戦後強くなったのは、女性靴下」とよく言われたものだ(古い!)。
 
いまは、女性が強いのが当たり前になっているので、だれも口にしない(笑)。
 
・・・
 

作詞:岩谷時子
作曲:いずみたく

あのときあなたとくちづけをして
あのときあの子と別れた私
つめたい女だと人は言うけれど
いいじゃないの幸せならば

あの晩あの子の顔も忘れて
あの晩あなたに抱かれた私
わるい女だと人は言うけれど
いいじゃないの今が良けりゃ

あの朝あなたは煙草をくわえ
あの朝ひとりで夢みた私
浮気な女だと人は言うけれど
いいじゃないの楽しければ

あしたはあなたに心を残し
あしたはあなたと別れる私
つめたい女だと人は言うけれど
いいじゃないの幸せならば
 
・・・
この曲は、1969年当時としては、学生運動が盛んで、やや、投げやりな調子の
この歌詞に自身を重ねて、共感する人も多かったようだ。
 

ところで「私もカバーしているのよ」と由紀さおり
 
人気がある曲なのか、多くの歌手がカバーしている。YouTubeにあるように夏木マリ由紀さおりのほか、木の実ナナ桑田佳祐ちあきなおみ、西田佐知子、森昌子ハナレグミ松尾和子などが歌っている。
 
同じ曲でも、歌手によって、個性が異なり、面白い。
ちあきなおみは、”ちあき節”だし、森昌子は、声量がありポップス調で案外いい。松尾和子は、「わたぁ~し」「冷たい女だぁと~」とかすれて伸ばすところ、のびやかでハスキーというところがいい(笑)。
 
 
オリジナルの相良直美がいいという人もいれば、カバー曲がいい、など
好みが分かれそうだ。
 
 
 
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