「激突」(1971)・・・電話ボックスのガラスに映ったスピルバーグ
新作「SUPER 8/スーパーエイト」公開を控えてのスペシャル番組で、「スピルバーグ名作トップ10」なる企画もある。人気ベスト10は、後で紹介するが、スピルバーグが、世界的に知られるきっかけとなった「激突!」(1971、日本公開1973年1月)について、スピルバーグは、悔しさを隠しきれない。そのわけとは・・・。
もともとテレビ用に撮った「激突!」だったが、あまりのおもしろさに、日本を含む欧州などでは、劇場用として公開された。1973年1月、学生だったfpdは、東京有楽町に出かけて「激突!」を見た。低予算映画で、こんなにも面白い映画ができるのかと、唖然とするほどの感動だった。
スピルバーグによると、撮影はわずか14日間。
スピルバーグが、「激突!」の中のあるシーンを、できれば撮り直したいと悔しさをにじませるシーンがあるという。
その電話ボックスのガラス越しに、脚本を持ったスピルバーグ監督の姿が映り込まれていた!
(ありゃ~)みると確かに・・・!
映画って怖っ!ですね(爆)。
(つづく)