「ボクサー」(The Great White Hope)(1970)予告編
1970年代初頭は、まさに映画とともに歩んだといってもいいくらい、映画を見た。
リアルタイムで見た映画で感動も大きかった映画が多いが、公開されてから、なかなかリバイバルもされず、テレビ放映もない映画が多いのも事実。
最近でこそ、「ツタヤ」などで、「良品発掘」映画として、DVDが紹介されているが、まだまだDVD化されていない作品も多いようだ。
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映画ファンのDVD化を望む声に対応した「リクエスト・ライブラリー」というのが第
6弾を迎えるという。4年目だというが、ほとんど知らなかった・・・。
リストを見て、ほほぅ、と思った作品も何本かある。
「ボクサー」(原題:The Great White Hope:偉大なる白人の希望)(1971年公開、同名タイトル作品(1997)とは異なる)もその1本。この映画は、もともと舞台「ボクサー」
黒人で初めてボクシングのヘビー級チャンピオンとなったジャック・ジョンソン(ジェームズ・アール・ジョーンズ)は、黒人から王座を奪い返すべく挑戦した“偉大なる白人の希望”(映画のオリジナルタイトル)をも打ち倒し、恋に落ちた白人女性エレノア(ジェーン・アレキサンダー)と派手な生活を送る。
当然、白人たちには敵視され、ついにマン治安法に問われて、アメリカに居られなくなる。海外でのタイトル・マッチもアメリカ官憲の妨害で果せず、生活は行き詰まり、エレノアとの仲も険悪になってしまう。やがて、アメリカ側の画策による八百長試合を持ちかけられたのだが・・・。原作者自身による脚色と反骨精神に満ちた演出により、骨太の社会派劇となった。こんな隠れた名作といわれる作品も、DVDで見られるようになったのだ。
「ボクサー」の記事:
マカロニ・ウエスタンで一世を風靡したリー・
ヴァン・クリーフ主演の「西武悪人伝」(原題:Sabata)も、クリーフのカッコよさと、軽快な音楽によって忘れがたい。マカロニがブームの峠をやや越して、これが最後の注目作品かもしれない。
その音楽はこちら:http://youtu.be/N7ZkIZUuSjs
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このほか、「ザルツブルグ・コネクション」「グリニッジ・ビレッジの青春」など、劇場公開当時見て、印象に残る作品も名前を連ねている。名作「ニュールンベルグ裁判」「華麗なる賭け」など”欠け”てはならない作品もある。
「グリニッジ・ビレッジの青春」の記事: http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/44007469.html
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