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<span itemprop="headline">大学入試不正受験者に「逮捕状」。(3日、逮捕された)。</span>

 
携帯電話が思わぬところで、「悪用」された。
こんなことは、すぐに特定されると思ったが、案の定だった・・・。
 
有名大学の入学試験の受験生が、試験問題を、携帯電話を使って、その問題を「Yahoo知恵袋」に投稿し、数分後には、回答を得て、それを答えに書き込んでいた。
 
新しい手口の不正だが、今回は「偽計(ぎけい)業務妨害が適用されるようだ。
 
不正な手段で業務を妨害する罪で、ネット上での犯罪予告や、爆発物を装った郵便物を企業などに送る事件などでも適用され、3年以下の懲役または50万円以下の罰金に科せられる。
 
昔は、「カンニング」(他の受験生の答えを盗み見)というのがあって、それを防ぐために係官が巡回していたが、今は、携帯電話の持ち込みが問われることになった。
 
持ち込んだ場合でも、机の上に電源を切って、置いておくことという指示がでているのもあった。
 
今回、ニュースが大きくなって、不正受験者がまさかと、一番驚いていることだろう。今後の拡大の可能性を防ぐための警鐘になったのは、せめてもか。
 
 
※捜査関係者によると、今回のケースで、京都府警などはヤフーから個体識別番号などの任意提出を受けた。個体識別番号は携帯会社によって異なるため、投稿に使用された携帯会社がNTTドコモであったことがまず判明した。
 
府警などはさらに、NTTドコモ側へ任意で個体識別番号を照会。NTTドコモによると、個体識別番号には携帯電話の購入者の名前や年齢などの個人情報が登録されており、最終的に、該当する機種の契約者が山形在住であることが判明した。
 
追加:
犯人は、逮捕され、犯行を認めているという。
京都大学に入りたかった」と供述しているという。
昔も今も、不正入学が話題になったことがあるが、今回のような悪質な手口は初めてだ。