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<span itemprop="headline">★携帯電話会社の勢力図、「激変」。</span>

ドコモ“一人負け”で3位転落へ 携帯大手3社、9月中間連結決算出そろう

ニュースを知って驚くと同時に、時代の激変を感じた。
 
10年前に、こんな事態が来るとは、誰が予想しただろうか?
 
NTTは、かつては国営企業日本電信電話公社」だった。
NTTが固定電話は独占していた(今も)。
 
しかし、NTTが民営化され、通信の自由化の流れがやってくると、第二電電KDDI:現在のau)が登場し、さらにソフトバンクも名乗りを上げて、携帯電話の競争時代に入った。
 

しかし、当初はNTTの子会社「NTTドコモ」が圧倒的に強く、独占状態だった。
ソフトバンク孫正義社長などは、「蟻が巨象に挑むようなものだが、いつの日か、巨象を倒す」と語っていた。まわりは、「また(孫さんの)大風呂敷が始まった」と見ていたようだが、今や、ソフトバンク・モバイルが首位になった。
 
巨象は「外様の無謀な小さな蟻は踏み潰す」。
蟻は「今に見ていろ。いつか象がひれ伏すぞ!」。
 
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ニュース記事によると、携帯電話大手3社の2014年9月中間連結決算が4日、出そろった。
 
同日発表したソフトバンクは、関連会社の中国電子商取引最大手アリババ集団の米国上場が寄与し、最終利益を前年同期比36.7%増の5607億円と大きく伸ばした。一方、新料金プランの影響から減収減益に沈んだNTTドコモは、中間期として過去最高の営業利益を上げたKDDIに通期で抜かれ3位に転落する見通しだ。

ソフトバンク孫正義社長は「ネット関連企業にこつこつ投資してきた成果の表れだ」と決算会見で胸を張った。アリババ上場に伴う保有株の含み益は7兆円に上り、中間決算で持ち分変動利益を5631億円計上。足元の急激な円安も、傘下に多くの海外企業を抱える同社にとってプラスに働いている。

一方、KDDIの中間期の営業利益は10.7%増の3847億円と過去最高だった。
携帯電話と光回線の「セット割引」を武器に100万件以上の契約純増ペースを維持した。通期の営業利益も7300億円と2期連続で2桁成長を達成する見通し。

これに対しドコモは、6月に導入した定額通話プランで料金収入が大きく落ち込み、“一人負け”の格好。挽回(ばんかい)に向けて、NTT東西の光回線とのセット割引を来年2月に開始する計画だ。

ただ通期の営業利益予想については23.1%減の6300億円と当初比1200億円下方修正した。7000億円を切るのは米国会計基準を導入した01年度以来初めて。ソフトバンクに続きKDDIにも抜かれる見通しとなった(以上、記事より抜粋)。
 
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競争を経験したことがなかった国営企業の”親方日の丸”の習性というと怒られるかもしれないが、郵便分野も、民営化した日本郵便が、ほかの配達サービス(ヤマト、佐川ほか)に苦戦しているようなのだ。

 
競争があって初めて、価格やサービスの向上がある。
元・国営企業も、ただ指をくわえていることはないと思うが・・・。
                                       
     
 
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