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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

「アメリカン・ニューシネマ」(輝いていたアンチ・ハリウッド時代)

 
エクソシスト」「フレンチ・コネクション」のウイリアム・フリードキン監督の言葉は、ハリウッドに手厳しい。しかし、それが真実だったのであろう。ハリウッドの拝金主義に反発するように、若い監督が、ハリウッドに対する痛烈な皮肉と映画再生をかけて、素晴らしい映画を作り続けた1960年代後半から1970年代の初頭。
 
ちょうどこの時代は、高校から大学に通っていたころと重なり、アメリカン・ニューシネマの醍醐味に直接、劇場で触れることができた。「午前十時の映画祭」で、そんなニューシネマを観られるチャンスが出てきているのはうれしいことだが。
 
とはいっても、「ソルジャーブルー」「愛の狩人」「ラストタンゴ・イン・パリ
「さらば荒野」「ファイブ・イージー・ピーセス」「脱出」「黒いジャガー」「ボクサー」一押しの「・・・You・・・」「いちご白書」・・・といった名作が劇場で再び見られるかどうかは、わからない。
 


 
イリアム・フリードキン監督は、言う。
[(ハリウッドの連中は)金に目がないろく
でなしの集まりだ」。   
      代表作「フレンチ・コネクション」とW.フリードキン監督       
 
「彼ら(ハリウッド製作者)は映画のなんたるかがわかっちゃいない」。 
 
女優・ジュリー・クリスティ:「映画はありのままを伝えるもの。夢物語だけじゃあ」。
 
主な「アメリカン・ニューシネマ」(↑YouTubeに登場するタイトル)
 
「卒業」(1967)・・・マイク・二コルズ監督
「マッシュ」(1970)・・・ロバート・アルトマン監督
「フレンチコネクション」(1971)・・・ウイリアム・フリードキン監督
エクソシスト」(1972)・・・ウイリアム・フリードキン監督
 (以上は、すべて劇場で1回以上観ている。)
 

これ以外にも、「明日に向かって撃て!」
「キャッチ22」などなど。
 
とくに「キャッチ22」(マイク・二コルズ監督)は、あの「マッシュ」にも匹敵するブラック・ユーモア戦争喜劇の大傑作だ!
 
紹介記事はこちら:
 (fpdも映画宣伝がうまいな。爆)
 
ツタ○の推奨映画に、気がついていれてくれるか・・・それが問題だ!
 
すべて劇場公開で見られたのは、今から思うと ”ハッピー”だったような。