fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">「映画チラシ」70年代半ば「エマニエル夫人」の頃。</span>


「映画チラシ」1970年代初期、あの「エマニュエル夫人」も。

1970年代初期では、アメリカン・ニューシネマの余韻がまだあり、
ヨーロッパ映画がやや下火になりかけていた。そんな中、野球で言えば9回の裏、
0-3で劣勢の欧州勢に、代打で登場したシルビア・クリステル(22才)の
「エマニエル夫人」(1974)は、“走者一掃”代打・逆転・サヨナラ満塁本塁打
だった!

胸をはだけたシルビア・クリステルの大胆なポーズのポスターは注目の的と
なり、主題曲がラジオから連日聞こえてきたのである。パリジェンヌは、この映画の公開時、
「エマニエル見た?」があいさつ代わりといわれ、短期間のうちに100万人以上が鑑賞した
という。20代そこそこのfpdもはせ参じました(爆)。

外交官の夫を持つ優雅でリッチな若き妻(シルビア・クリステル)が、貞淑な妻から奔放な女に変身していく様を描いた。

音楽も大ヒット。その音楽と映像のオープニングシーンはこちら。
http://www.youtube.com/watch?v=cKGnw4LkZFE&feature=related

「別離」は、エリザベス・テイラーがこの映画の中で、全身整形をして20歳
若返ったときに・・・。名優ヘンリー・フォンダヘルムート・バーガーが共演。

「コンラック先生」は、ジョン・ボイトがタイトル・ロールの先生を演じ、
若い! 「12月の暑い涙」は、シドニー・ポワチエ監督・主演。

そのほか、チラシは、
「警官ギャング」
「大本命」
ブルジョアジーの秘かな愉しみ」
「赤ちゃん戦争」(13歳のママ、パパ15歳)

この当時は、「ゴッドファーザー」「ダーティハリー」「フレンチ・コネクション
「大地震」「タワリング・インフェルノ」「燃えよドラゴン」など大作・アクションが主流だったようだ。