「ロミオ・マスト・ダイ」予告編
「ロミオ・マスト・ダイ」(2000)は、カンフー・アクション・スター、ジェット・リー(リー・リンチェイ、李 連杰、1963.4.16~)が主演。ジェット・リーは1982年に「少林寺」で映画デビュー、1998年には、「リーサルウエポン 4」でハリウッド進出を果たしている。
抗争を続ける黒人と中国系マフィアの二大組織。中国系のハンと、黒人マフィアのドンの娘が互いに好意を寄せていたことから、「ロミオとジュリエット」にたとえた。
ストーリー: 弟を殺された兄の復讐物語だが、実際に弟を殺したのが、父親だとしることに。中国系マフィアの長チューの息子ポーが殺された。彼の実兄の元刑事ハン(ジェット・リー)はマフィアだった父の罪を背負って獄中にいたが、この知らせを聞くやすぐさま脱獄、アメリカへやってきた。
真犯人は双方の組織の組頭であるマック(イザイア・ワシントン)とカイ(ラッセル・ウォン)だった。カイがポーを殺し、マックはトリッシュの兄を殺していたが、カイの殺しを黙認したのはオデールの縄張りを狙うチュー自身だった。
かくしてハンは単身彼らに闘いを挑んで倒し、父には自ら始末をつけさせ、弟の復讐を遂げるのだった。
この映画に出演していたアリーヤという黒人女優は、この映画の翌年に飛行機事故で22歳で亡くなっている。
★★