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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">「夏川結衣」(「孤高のメス」)・・・またまた登場。</span>


 
「孤高のメス」の主演(看護師の視点からの映画)では、堤真一とともに看護師役の夏川結衣が、魅力的でした。
 
最近の日本映画の女優では、「麻生久美子」「竹内結子」と並んでこのブログで「夏川結衣」の登場回数が多いですね。昔だったら、「田中裕子」「田中美佐子」「秋吉久美子」などがお気に入りでしたが、最近は「麻生」「竹内」「夏川」の映画・ドラマを見ることが多くなったようです(fpdさんの傾向を見ていると・・・爆)。若手では「蒼井優」「小西真奈美」「宮崎あおい」なども映画によっては、いいですね。
 
「孤高のメス」は、夏川結衣の看護師の日記が大きな役割を果たしていました。手術の立ち会いが嫌いだった看護師が、崇高な使命を持って、患者を救おうとする医師をそばで見えいるうちに、自分も役立ちたと変わっていく話でした。その看護師が亡くなったところから物語が回想形式で始まっていきました。その看護師の亡くなった当時、幼かった息子が成長してから、あるときに母親の日記を発見して、読んで、母の生き方を知るというものです。
 
そういえば、あの「マディソン郡の橋」も、亡くなったフランチェスカメリル・ストリープ)の手紙を見て、そのフランチェスカの子供たちが、手紙の中に綴られた母(フランチェスカ)の生き方に涙するという話でした。
 
夏川結衣の「孤高のメス」の中の演技は、手術シーンが多く、ほとんどマスクをしている状態。夏川さんも、雑誌で語っていましたが、「監督は誇張した演技は避けて、眼だけで演技してほしい」とだけ注文があったとのこと。映画では、本当に目の演技で、語るようなシーンがあり、すばらしかったです。
 
優秀な外科医、当麻(堤真一)のそばで、役に立ちたいと、自身の技術も向上させていくわけですが、当麻に好意以上の(恋愛)感情をいだいていたのかは、「(観客の)みなさんがどちらに感じてもかまわない」と言っていました。夏川さん自身は、尊敬の念だけのつもりだったということですが、どうなるんだろうと観客として思いましたが、当麻先生が、病院を去ることになった時に、精一杯のセリフ(「私も(当麻さんが好きな)演歌が好きだったんです!」を伝えるために、立ち去る当麻の車を止めて、その事を伝え(一度も言っていなかった)「ありがとうございました」とお礼を言い、頭を下げるシーンは、印象的だった。
 
夏川結衣のお気に入り映画・ドラマ:
①「歩いても 歩いても」(映画)
②「孤高のメス」(映画)
③「遠まわりの雨」(TVドラマ・2010年3月/山田太一作)
 
前に紹介した記事: