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<span itemprop="headline">映画「K-20 怪人二十面相伝」(2009)</span>

怪人二十面相」といえば、ある程度の年代の人は誰でも知っている、テレビやラジオで人気があったドラマで、登場する小林少年を中心とした「少年探偵団」も”二十面相“のスピンオフ・ドラマだった。


江戸川乱歩原作の怪人二十面相VS名探偵・明智小五郎の物語が下敷になっているが、北村想が新しい発想で書いた「怪人二十面相・伝」を原作として、映画取り組んだ映画だけあって、町並み、CGなどは、懐かしいような風景だ。



時は1949年。
舞台は第二次世界大戦が起きなかったもう一つの世界における架空都市「帝都」。

19世紀から続く華族制度により、極端な格差社会となっていたこの都市で、富裕層の美術品や骨董品を巧妙に盗む怪盗・二十面相が世間を騒がせていた。そんな時、サーカスの曲芸師・遠藤平吉(金城武)は二十面相の罠に落ち、替え玉として、投獄されてしまう・・・。

冒頭から空から俯瞰した帝都の映像が現れるが、これが素晴らしい。巨大飛行船の腹部から小型ヘリコプターが飛び出し、街の上空を飛行していくと、そこはレトロな町並みが続いていく・・・。

東京タワーに似た建物があり、帝都でも東京をモチーフにしているようだ。

帝都では怪人二十面相が富裕層を狙う犯罪を繰り返していた。その二十面相は革命的な新エネルギー機関・テスラ装置を奪うと大胆に宣言したことから、警視庁の浪越警部は名探偵・明智小五郎仲村トオル)に捜査を依頼した・・・。

怪人二十面相は一体だれか?

謎解きも面白いが、アクション映画として、気楽に見る分には楽しめる映画。

B級の域は出ませんが・・・爆。

キャスト:

遠藤平吉:金城武
羽柴葉子:松たか子
明智小五郎仲村トオル
源治:國村隼
源治の妻・菊子:高島礼子
小林芳雄:本郷奏多
シンスケ:今井悠貴
浪越警部:益岡徹
八木博士:串田和美
八木博士の助手:要潤
牢屋の囚人:松重豊
葉子のメイド頭:木野花
デザイナー:嶋田久作
技術将校:斎藤歩
刑事:飯田基祐
先生:小日向文世
羽柴会長:大滝秀治
殿村弘三(謎の紳士):鹿賀丈史

原作:北村想「完全版 怪人二十面相・伝」
原案:江戸川乱歩怪人二十面相

監督・脚本:佐藤嗣麻子

お気楽映画で・・・★★



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