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<span itemprop="headline">「不毛地帯」(第15話)</span>


不毛地帯」(第15話)は、時間が変則で10:25~放送。今週もわくわく(笑)。

今回は、石油開発に乗り出した近畿商事だが、ライバル会社が、日本石油公社を後ろ盾にした4社連合で有利な出資比率を画策したことから、ピンチに立たされる近畿商事。 ところが壹岐正(唐沢寿明)と兵頭信一良(竹野内豊)は、反転攻勢に出るためには、この連合から離脱して、外国資本の石油会社と組むことを選択肢として選ぶ戦略に出る。そこで浮かび上がったのがメジャーではなく、米国の独立系オイル会社、オリオン・オイル社だった。

オリオン・オイルのリーガン会長とは、紅子(天海祐希)の夫、黄(ファン)(石橋蓮司)が会う約束をしており、インドネシアジャカルタで、壱岐、兵頭が会えるよう紅子がアレンジした。その会見の場で、壱岐たちの熱意によって協力を取り付けることに成功するのだった。この紅子の人脈の豊富さが、壱岐を助けるシーンが多いが(爆)。紅子は、兵頭とは親しい友達関係だが、壱岐に好意を寄せているのは明らかで、「私をビジネスで利用しようとするの?」と壱岐に聞いたりする。

一方、仕事に復帰した副社長の里井達也(岸部一徳)は、社長の大門一三(原田芳雄)から石油開発の件を相談される。里井は、日本石油公社のグループから降りて海外の会社と組むのは非常識だとし、失敗すれば会社の屋台骨を揺るがしかねないと主張する。里井は、病気で休んでいるときに、社内で自分の知らないところで、物事がすすんでいるのが癪に障っている。部下の角田は、表面上は、逐一報告するような
そぶりは見せているが、帰国した壱岐の自宅に、妻が作った手料理ですといって、取り入ろうとする魂胆だ。

壱岐らの次の問題は、100億円の資金確保だった。

壹岐たちは、社内の反対勢力を抑えるために極秘で動き始める。里井副社長の妨害を封じるために、社内の根回しをしたうえで、社内会議が開かれ、社長は、壱岐の提案を支持し、里井の反発を押し切る。

壱岐は、「自分のやることにことごとく対立する上のものがいると、やりにくい」と名指しこそしないが副社長の里井の処遇を考えるように社長に直訴する。社長は、里井副社長を次期社長にと言う遺言状を常に所持していたこと、などを里井に伝えると共に、健康なども考えて里井には関連会社の社長になるよう伝える。里井は、「出向するのは、壱岐の差し金ですか」と興奮するが、社長は「そういう癇癪を起こすところが、社長の器ではないというのだ」と事実上「拒否すれば、(会社を)辞めるしかない」と引導をわたす。

千里が東京に出てきており、壱岐に電話をするが、米国近畿商事の社員が家に来ており、なんとか、夜9時半過ぎに、来られるように段取りをするが、千里から、突然断りの電話が・・・。
(やや、ふたりのすれ違いが見え始めている・・・)

次回の予告では、また大きな動きもありそう。

新聞報道で「近畿商事が日本石油公社連合を離脱」などの見出しが大きく踊るのである。

大門社長も、壱岐を叱責するが、壱岐も、同僚の兵頭をかなり激しく怒るシーンがある。

鮫島(遠藤憲一)も引き下がっていないようで、何かたくらんでくるようだ。

次回も見逃せない(笑)。

熱心な「不毛地帯」ファン(よし婆さん、さざえさん・・・)は今回も見てくれたでしょうか(爆)。